出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・神楽殿(KAGURADEN)

スポンサードリンク

出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・神楽殿(KAGURADEN)

出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・神楽殿(KAGURADEN)

創建年

  • 1981年(昭和56年)
神楽殿の建築様式(造り)

  • 切妻造り
  • 妻入り
神楽殿の広さ

  • 約畳270枚分
神楽殿の「大しめ縄」の大きさ・重さ・長さ

  • 長さ:約13.6メートル
  • 直径(太さ):約8メートル(もっとも太い部分)
  • 重さ:約5.2トン

出雲大社・神楽殿の読み方

出雲大社の境内には、難しい漢字の表記に社殿がいくつかありますが、神楽殿は「かぐらでん」と読みます。

出雲大社の神楽殿といえば・・やっぱり”大しめ縄”が有名!

神楽殿の最大の特徴となるのが、日本最大とも言われる「大しめなわ」が据えられていることで有名です。

出雲大社の神楽殿の大しめ縄は、全長が約13.6メートル、しめ縄のもっとも太い部分の直径(太さ)が約8メートル、重さが約5.2トンもある日本最大の大しめ縄です。
(日本一は福岡「宮地嶽神社」の大しめ縄)

御本殿の前の拝殿にも大しめ縄が据えられていますが、神楽殿のしめ縄より少し小さめサイズのしめ縄になります。

出雲大社の神楽殿のしめ縄の向きについて

出雲大社の「大しめ縄」は、神楽殿(かぐらでん)だけにあるのでなく、上述したように「拝殿」にも、この神楽殿と同様の「大しめ縄」があります。

この大しめ縄ですが、よく見ると縄をしめる向きが、通常の神社の「大しめ縄」と比較して、逆になっています。

出雲大社の神楽殿のしめ縄の向きについて
⬆️出雲大社・神楽殿の大しめ縄
⬆️福岡「宮地嶽神社」の大しめ縄

「向きが逆」とはどのようなことかといいますと、古来、太い方を向かって右側になるように飾ります。さらに縄をしめる時は、正面から見て左側からしめるのが「吉」とされ、これが習わしでした。

しかし、出雲大社の大しめ縄は正面から見て右側が細くなっていて左側が太くなっています。つまり右側から、しめ始まっていて、しめ終わりが左側にきているのがわかります。

ご興味のある方は、ぜひ1度、よくご覧になってみてください。

出雲大社の大しめ縄が逆向きになっている理由

大しめ縄が逆向きになっている理由は、神社神道では神様に向かって右方を上位としていますが、出雲大社では左方を上位としているためと言われます。

出雲大社が左方を上位としている理由は、次のような理由が述べられています。

  • 御本殿内の客座五神が祀られている場所における上位の神様が左側に祀られているから。
  • 御本殿の御祭神「大国主大神」と関係性のより強い神様が本殿を向かい見た左脇「筑紫社」に祀られているから。
  • 上記、2つの理由から古式に倣い、神饌がお供えされるときも左側の神座から供進されるから。

なお、ここでの上位の位置付けとは「格が上」という解釈であり、すなわち、神饌(しんせん/=お供え物)を供進する際も上位の神様が最初になります。

つまり、「上位の神様=左方」となり、この御本殿の様式に倣い、注連縄の縒りあわせ方も逆になったと考えられています。

出雲大社・神楽殿の大しめ縄のコインのご利益の真実

出雲大社・神楽殿(かぐらでん)の「大しめ縄」には、無数の硬貨(コイン)が挟まっています。

出雲大社・神楽殿の大しめ縄のコインのご利益の真実

これらの硬貨は参拝者たちが願掛けの一種で挟み込んだものです。なんでも挟んだ硬貨(コイン)が落ちないと願いが叶うというものらしいのですが、これはあくまで俗説のようです。

むしろ、出雲大社の神職の方に言わせると、しめ縄が硬貨によって痛むらしいので、やめてほしいとのことです。

もし、あなたが参拝された時は、くれぐれも硬貨を挟まないようにしてください。

大しめ縄は取り替えられるの?取り替えるなら何年ごと??

見ての通り、神楽殿の大しめ縄は日本一のしめ縄と言われるだけあり、重さ5トン、長さ約13メートル、太さ(直径)が一番太い部分で約9メートルもあります。

たかがしめ縄といえど、このような巨大になると取り替えるのは至難の技であり、人間の力では到底無理です。機械が必要になります。

そのため1度設置されると、約5年〜6年間はそのままになります。

現在みることのできる大しめ縄は2018年(平成30年)7月17日に取り替えられた大しめ縄であり、1981年(昭和56年)に神楽殿が創建された時から7度目の取り替えになります。

神楽殿の大注連縄を作っているの制作会社とは?

この大注連縄をみていると、「いったい誰が作っているのか?」などの疑問が湧き出てきますが、なんと!この大注連縄は島根県飯南町の「大しめ縄創作館」で作られています。”なんと!”必要?

奉納されるようになった理由、もしくは経緯としては、昭和30年頃、実は飯南町に出雲大社の分院が存在し、その頃から地元住民や信者たちが分院にしめ縄を奉納していたようです。やがてその縁で神楽殿にも奉納されるようになったとのことです。

現在もこの伝統が脈々と受け継がれ、地元住民が結成する「飯南町しめ縄クラブ」や「飯南町注連縄企業組合」が主体となって大しめ縄づくり&奉納が行われています。

話は逸れますが、この大しめ縄創作館では一般の方を対象とした「しめ縄づくり体験」や「しめ縄の販売」もできますので、時間のある方はぜひ!お立ち寄りください。

大注連縄をより合わせる(巻く)作業も一苦労で、長さ約17メートル、重さ約1.7トンもある大なしめ縄1本を、地元の大人20人がかりで行います。

その後、クレーン付きのトラックの荷台に乗せられて神楽殿まで輸送されて取り付けられます。

大しめなわ創作館の問い合わせ先

施設名:飯南町大しめなわ創作館
住所:島根県飯石郡飯南町花栗54-2
電話番号:0854-72-1017
URL:https://ohshimenawa.com/

大しめなわ創作館の場所(地図)

出雲大社から車で約1時間10分、距離53㎞

【補足】注連縄を付ける理由や意義

注連縄は「七五三縄(しめなわ)」とも記し、「しめくり縄」の略です。”閉める”という意味合いで、神様が降臨される場を清浄に保つ意味合いがあります。

神社の境内には注連縄が四角形状に張られている場所がありますが、これらは神事を行うために邪気や不浄なものが入らないようにしている場所となりますので、くれぐれも手を入れないようにしてください。


スポンサードリンク -Sponsored Link-






出雲大社・神楽殿は何をしている場所?「神楽殿の役割」

出雲大社の神楽殿(かぐらでん)は、「神楽(かぐら)」の名前の通り、「神楽舞(御神楽)」や「祈祷」などを奉仕しています。

その他、本殿と同様に朝と夕方にお祭り(神事)が執り行われて行われるほか、神前結婚式などの挙式も受付しています。

出雲大社・神楽殿での神前結婚式について

最近では、出雲大社で婚儀を催すカップルも増え、婚礼の儀(神前にての結婚式)などもこの神楽殿で執り行われています。

なお、出雲大社周辺付近で神前結婚式を挙式できる場所は以下の2箇所あります。

  1. 北島国造館(きたじまこくそうかん)
  2. おくにがえり館

神前結婚式の予約方法に関しては、以下の別ページにてご案内しております。

 出雲大社の神前結婚式(挙式)「予約方法・写真撮影・服装・口コミ」について

なお、神妙な気配が漂う神聖な神楽殿へ御用がある時は、服装には十分気を遣い、身なりを整える必要があります。

出雲大社・神楽殿の歴史・由来

出雲大社の神楽殿は、もともとは千家国造家(出雲大社宮司さんの一家)の大広間として使用されており、かつては「風調館(ふうちょうかん)」と呼ばれていました。

明治時代に差し掛かると「出雲大社教」が設立されます。

以降は、出雲大社教の神殿としても使用されるようになり、現在は以下の用途で使用されています。

  • 千家国造家の大広間
  • 出雲大社・出雲大社教の神楽殿
  • 一般の方の御祈祷
  • 神前結婚式
  • 祭礼
  • イベント行事

現在、見ることのできる神楽殿は、1981年(昭和56年)に創建された社殿になります。

昭和56年には出雲教が創立100周年を迎えたのを機として、神楽殿の拡張工事が執り行われ、現在みることができるような207畳もの広さに増築されています。

また、屋根の造営の際、正面の破風(はふ/妻側の屋根先に付ける補強部分)の装飾にステンドグラスが使用されるという大変、珍しい特徴をもっています。

入口両はしには、お守りの授与所とご祈祷の申し込み所があり、中央部から内部に入場することができます。

神楽殿で執り行われる主な例祭・イベント行事

神在祭夜神楽祈祷(神在祭)

神在祭の中の1つの神事です。

  • 例年:11月〜12月

関連記事: 出雲大社・神在祭「夜神楽特別祈祷」

神迎祭(神在祭)

神在祭の中の1つの神事です。

  • 例年:11月〜12月

関連記事: 島根県・出雲大社の神在祭の「日程(期間・スケジュール)・開始時間」

龍蛇神講大祭

例年、神在祭の終了後、龍蛇神講の会員の方がこの神楽殿に集い「龍蛇神講大祭(りゅうじゃじんこうたいさい)」が斎行されます。

日本全国の崇敬者、教信徒などが向こう1年の家内安全、除災招福を祈願します。

関連記事: 出雲大社・神在祭「龍蛇神講大祭」の参加資格と申し込み方法

福神祭

御祭神「大国主大神」より福縁と福徳を授かるお祭りです。

  • 例年:1月〜2月
出雲大社教大祭

出雲大社教の信徒が集い、神楽殿にて大祭が斎行されます。大祭終了後は、御本殿前にて「みたまむすびの霊行」が執り行われます。

御祭神「大国主大神」との縁を結び、良縁招来招福などのご利益を授かります。

また、2018年度より、この神楽殿の庭先にて崇敬者、信徒の画家たちから奉納された行燈画が展示されています。行燈(あんどん)に映し出された絵画が、夏夜の幻想的な風情により一層、華を添えます。

ちなみに行燈は期間中、昼夜通して設置されたままになっていますので、昼間に一般参拝者が観覧することもできます。行燈の点灯時間は日が落ちた頃からです。

  • 例年:8月5日〜8日
イベント

その他、神楽殿では270畳もの広さを活かした音楽アーティストによるコンサートなども開催されます。

日本全国の「コンビニ」や「チケットぴあ」などでチケットを購入することができます。

出雲大社・神楽殿のお問い合わせ先(電話番号・営業時間・神前結婚式の予約など)

電話番号

  • 0853-53-3100
営業時間

  • 6:00〜20:00

出雲大社・神楽殿の場所(地図)

神楽殿は、荒垣(垣根)を出た先の本殿の西側に建っている社殿です。境内入口となる銅鳥居を向かいみて左側(西側)に位置します。

銅鳥居を入って左へ進むと西門があり、西門の目の前に巨大な建物「神楽殿」と「大きな日の丸国旗」が見えます。

関連記事: 島根県・出雲大社の境内の詳細「案内図(地図・マップ)」(ダウンロード可能)

スポンサードリンク -Sponsored Link-

    

当サイトの内容には一部、専門性のある掲載があり、これらは信頼できる情報源を複数参照し確かな情報を掲載しているつもりです。万が一、内容に誤りがございましたらお問い合わせにて承っております。また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。

関連コンテンツ