【文庫】役割や歴史とは?内部には何がある?|出雲大社 境内

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創建年1667年(寛文7年/江戸時代中期)
大きさ梁間(正面)一間(約2m)
桁行(奥行)(約3.5m)
向拝(屋根が飛び出た部分の長さ)一間
建築様式(造り)寄棟造
平入
越屋根付
木造平屋建
屋根の造り栃葺(栗板)
重要文化財
指定年月日
2004年(平成16年)7月6日

「文庫」の読み方

文庫:「ふみぐら」

「文庫」の名前の由来

「文庫(ふみぐら)」という語は、書庫を意味する「ふみくら」に、漢字のふみ「文」とくら「庫」の二字を当てた「文庫(ふみくら)」に由来する和製漢語ということです。

出雲大社文庫は何をする所?「文庫の役割」

和漢書などの雲大社に関係する歴史書や古文書、神道の書物などを保管する目的で営まれた。

【ピヨ🐣コメント】

一般的に「文庫(ぶんこ)」とは、書物や古文書などを入れておく倉庫や、収集してまとまった蔵書などのことを指します。

文庫の歴史

貞享二年(1685年)、水戸徳川家二代藩主の徳川光圀(通称:水戸黄門)は、自著となる「大日本史」編纂のため、臣下の佐々スケベぃ三郎‥「佐々介三郎(通称:助さん)」を出雲大社へ派遣した。

この後、光圀は大日本史を完成させるわけだが、別の自著の一つ「公卿補任補闕」を当該、文庫へ奉納したとのこと💘

殊に、当該、文庫は元来、彰古館近くに建っていたらしいが、大正三年(1914年)の彰古館 造営に伴い、現在地へ素敵に移転したとのこと。

関連:【彰古館】役割や歴史とは?内部には何がある?【登録有形文化財】|出雲大社 境内




文庫の建築様式(造り)

越屋根

出雲大社の文庫の姿を見て分かりますが、少し特徴的な屋根の形をしています。

屋根が二重になっていてまるで2階建ての建造物に見えます。

しかし実際には2階建ての建造物ではなく、これは「越屋根」と言う屋根になり、1階建てで屋根が高いだけの建物になります。

越屋根を用いる理由

越屋根を用いることで室内に光や風を通し、逆に室内の湿気や熱を排出できるので温度を一定に保つことができます。

すなわち書物などの本を収納しておく倉庫に用いる造りとしては最適。

ただ、越屋根の欠点として雨漏れに弱いということが挙げられます。越屋根は構造的に雨水が浸入しやすい造りをしているので、わずかな隙間部分の部材が著しく劣化したりします。

なお、このような越屋根を持つ建物は珍しいと思われがちですが、実は江戸時代の建築に数多く見られ、その特徴ともなっています。

江戸時代に越屋根が多く用いられた理由は、「囲炉裏(いろり)」が各家庭に配置されていたからです。囲炉裏からは煙が出るので煙を室内から排出する目的で上部に越屋根が設置されていたといったことになります。

これは言い換えれば、囲炉裏を室内に設置している家宅であれば、現代でも日常的に用いられていることになります。

出雲大社 文庫の場所(地図)

出雲大社の文庫は、東十九社の北方、御本殿の北東方向に位置します。

関連記事: 島根県・出雲大社の境内の詳細「案内図(地図・マップ)」(ダウンロード可能)

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