玉造温泉の観光スポット・パワースポットをご紹介!「玉造温泉郷の見どころ」※地図(観光MAP)付き

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美肌の湯として知られる島根県の玉造温泉には、温泉宿以外にも色々な見どころがあります。

中にはパワースポットとして名高い場所も多く、美肌を手に入れた上で恋愛運などの運気アップも叶えようという多くの女性たちに人気となっています。

そこで、こちらのページでは、玉造温泉の主な見どころ、パワースポットを、地図と写真を交えながらご紹介します。

また、おすすめの楽しみ方やランチスポット、お土産についても取り上げます。

玉造温泉郷




玉造温泉郷のアクセスMAP(地図)

JRで玉造温泉駅まで訪れた方であれば分かるハズですが、玉造温泉駅から玉造温泉郷へ至るまでの道のりは田んぼと腹減ったが多く、あぁイヤイヤイヤ間違い・・「原っぱ」!!が多く、観光スポットとなる場所がありません。殺風景です。
宿泊先となる玉造温泉の旅館も、玉造温泉郷に集中しています。
つまり、旅館のある場所までの1.5㎞前後の道のりは、ひたすら歩いて行くかバスで行くことになります。

とはいえ、玉造温泉郷の各旅館は自前でマイクロバスかハイエースのロングを所有していますので、わざわざ路線バスに乗らなくても、これらの乗り物で無料送迎してくれます。

以上のことから、歩くかバスに乗るかはあなた次第です。
田舎の学校へ登校する小学生の気分を味わうのであれば、あぜ道を歩いて行くのも良いかもしれません。

※PDF引用先:松江観光協会

玉造温泉へのアクセス(行き方)については、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 参拝のあとは温泉!出雲大社から玉造温泉駅へ観光アクセス!「電車(JR玉造温泉駅)・一畑バス(直通バス)・車(タクシー)」での行き方

玉造温泉の散策マップ

こちら↑は、玉造温泉の中心部の地図です。

南から北まで約700m、徒歩で8分~9分ほどで歩ける範囲に、旅館や神社、お寺などの見どころが集中しています。

そこで、南側と北側をそれぞれ拡大したマップが以下の2枚です。(クリックで拡大♪)

それでは、こちらのマップに示した、玉造温泉のパワースポットや見どころを、1つずつ、ご紹介していきます!




玉造温泉郷の見どころ!要注目の観光スポット・パワースポットはココ!

 宮橋(恋叶橋)

玉造温泉郷を紹介するメディアには、必ずと言っていいほど登場する「赤い橋」です。

この赤い橋は、「宮橋」というのですが、別名で「恋叶橋(こいかないばし)」とも呼称されているようです。

恋叶橋と呼称される理由は、ぬぅあんと!この「宮橋」と「玉造湯神社の鳥居」がカメラのアングルに入る構図で写真を撮ると恋が叶うと言われているからなのです。

玉造温泉郷における「縁結びパワースポット」、ぜひお見逃しなく!

宮橋(恋叶橋)の場所

宮橋(恋叶橋)は玉作湯神社の目の前に位置します。

 湯閼伽の井戸(恋来井戸)

宮橋の手前の川沿いに、湯閼伽(ゆあか)の井戸という井戸があります。

この井戸は、後述する「湯薬師堂」に玉作川の清水を供えるために造られた井戸なんだそうです。

ここも玉造温泉郷のパワースポットの1つで、井戸の手前を流れる玉湯川に「恋叶いの素(・・と命名された鯉のエサ)」を撒いて鯉(恋)がエサにパクつけば、恋が成就すると言われています。

この言い伝えから、湯閼伽の井戸は通称「恋来(こいこい)井戸」と呼ばれています。

尚、鯉のエサは、、井戸の覆屋の中で無人販売されています。

  • 鯉のエサの値段:100円

恋のエサ

湯閼伽の井戸(恋来井戸)の場所

上述の宮橋(恋叶橋)から徒歩約1分の川の土手にあります。

 玉造湯薬師堂

  • 創建年:1309年(延慶2年)
  • 建築様式(造り):方形造り※真壁造り
  • 屋根の造り:桟瓦葺
  • 大きさ:四辺2間

富士名 雅清(ふじな まさきよ)、通称、富士名判官義綱公が病気で臥せっていたところ、義綱公の家臣・綱久が、自らの枕元で「白髪の老人が現れる霊夢」を見たそうです。

その白髪の老人は綱久に夢でこう告げました。
「玉湯川を掘れば温泉が湧き出るはずじゃ..ホっホ。その温泉の湯に浸かると病気は治るはずじゃ、ふぉっふぉっふぉっ..。ゴホっ

飛び起きた綱久は老人に告げられたとおり、玉湯川を掘りました。
すると・・なんと!土の中から薬師如来像が見つかり、薬師如来像を持ち上げたところ・・!
突然、地中から温泉が吹き出たそうです。

さっそくその温泉の湯を持ち帰り、主君、富士名判官義綱公に霊夢のことを告げて湯につからせると、たちまちのうちに病が治ってしまいました。

その後、富士名判官義綱公が、この薬師如来像を祭祀するお堂を建てたそうです。
このお堂こそが、現在の湯薬師堂です。※現在のお堂は1997年(平成9年)に再建されたものです。

小さなお寺ですが、特に玉造温泉に湯治目的でお出かけの方は、ぜひお立ち寄りください!

玉造湯薬師堂のお問い合わせ先

住所:島根県松江市玉湯町玉造
電話番号:0852-62-3300(松江観光協会)
料金:無料
営業時間:24時間
アクセス:最寄りバス停「玉造温泉バス停」下車徒歩約2分
駐車場:なし

湯薬師堂の場所

玉作湯神社の鳥居から徒歩約1分の場所です(湯閼伽の井戸とは反対方向)。

 湯薬師広場

この湯薬師広場には、「おやしろ本舗」と呼称する鳥の巣箱のような箱と、その隣に「美肌たらい湯」という手水舎のようなものが設置されており、玉造温泉の湯(水)を自由に持ち帰ることができます。(他に、「姫神広場」(後述)にもあります!)

「美肌たらい湯」は石製で、中央部に設けられた勾玉の置物から温泉水が湧き出しています。この温泉水を柄杓(ひしゃく)で汲み取って持ち帰ることができます。

入れ物が無い方は真横の出雲大社御本殿の形をした小さな覆屋(おおいや/木箱)の中に「美肌温泉ボトル」書かれたスプレーボトルが入っていて、200円で購入することができます。

スプレーボトルを販売している理由は、察しの良い方ならお分かりの通り、そのままミストタイプの化粧水として使用するためです。

スプレ=ボトル

【補足】玉造温泉の温泉水の賞味期限

玉造温泉の温泉水には賞味期限があり、公表されている賞味期限は5日間です。

湯薬師広場のお問い合わせ先

住所:島根県松江市玉湯町玉造
電話番号:0852-62-3300(松江観光協会)
料金:無料
営業時間:24時間
アクセス:最寄りバス停「玉造温泉バス停」下車スグ
駐車場:なし

湯薬師広場の場所

湯薬師堂の目の前の交差点を渡ったところにあります。

 玉作湯神社

御祭神

  • 主祭神:櫛明玉神(くしあかるたまのかみ)
  • 相殿神:大名持神(おおなもちのかみ)
  • 相殿神:少彦名神(すくなびこなのかみ)
  • 相殿神:五十猛神(いそたけるのかみ)
ご利益

  • 縁結び、恋愛成就、心願成就

玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)は、『出雲国風土記』にも記載されている歴史ある神社です。

江戸時代には参道脇に松江藩の静養施設「玉造御茶屋」が設置され、そこを訪れる松江藩主は、必ず玉作湯神社にも詣でたということで、当時藩主から寄進された品々は、今でも神社に保管されているそうです。

明治時代以降は、天皇のご即位の式典の際、ここで制作されたメノウ・碧玉(へきぎょく)製品が献上されています。

御祭神について

主祭神の櫛明玉神は、神話では瓊瓊杵尊に続いて天孫降臨で高千穂に降った神の1柱です。

  • 天孫降臨で高千穂に降った神:「五伴緒神/五部神(天児屋根命、太玉命、天鈿女命、石凝姥命、玉屋命/櫛明玉神)」

「玉作」、つまり勾玉などの制作と関係がある櫛明玉神と、「湯」、つまり温泉や温泉療法の神として知られる少彦名神、少彦名神と共に国造りをした大名持神、そして関係性は不明ですが、五十猛神の4柱の神(一説には3柱)が祀られ、この神々を総称して、「玉作湯神」と呼ぶこともあります。

温泉の守り神である一方、出雲大社と同じく大名持神(大国主命)を祀ることから、縁結びのご利益がある神社として知られています。

拝殿と本殿

本殿の殿舎は出雲地方特有の建築様式である「大社造」を基本とした、独自の様式で造られています。

石段を上って正面に見えるのが拝殿で、後ろに回ると、瑞垣で囲まれた本殿の屋根が見えます。

拝殿
本殿

この本殿は、幕末の1857年(安政4年)に、松江藩の手によって造営されたものです。




叶い石と「自作のお守り」

玉作湯神社の大きな魅力が、自作のお守りが制作できるところです。

叶い石という、祈願された摩訶不思議な石(お守りの袋と、願い事を書く「願い札」が付いています)を600円で購入して、自分だけのお守りが作れます。

ちなみにこの叶い石セットは紙の袋に入っていて、石の色やお守り袋のデザインを選ぶことはできません。

ピンときたものを手に取ってください。石が持つ人を選ぶのだそうです。

玉作湯神社・叶い石

この叶い石を最初に拝受し、拝殿脇にある願い石で願掛けをします。

※お手持ちの石(パワーストーンなど)も、同じ方法でお清め・願掛けすることで、「叶い石」になるそうですよ!

願い石

願い石は、きれいな丸い形をしていますが、なんと自然石なのだそうです。

古くから、玉(勾玉、菅玉(くだたま)、丸玉)の祖神の御神石として祀られており、人々は願掛けをしたり、玉を納めたりして信仰してきました。

ちなみに、叶い石を持って願い石の所で願掛けをする人が多く、行列になる場合があります。

心静かに願い事を述べつつ、後ろの人にも配慮して、あまり長居しないようにしてくださいね。

なお、願い石の向かって右側にあるごつごつした形の石は「御守石(みまもりいし)」という青メノウ石で、この石に祈願することで健康長寿と厄災消除のご利益を得られるようです。是非!

玉作湯神社の歴史や参拝方法については、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 玉造温泉・玉作湯神社【国指定史跡】

玉作湯神社のお問い合わせ先

住所:島根県松江市玉湯町玉造508
電話番号:0852-62-0006
料金:無料
営業時間:24時間
※社務所は9時~18時。土日祝日は8時~19時。

アクセス:最寄りバス停「玉造温泉バス停」下車徒歩約3分
駐車場:乗用車、約20台(入口手前)

玉作湯神社の場所

赤い高欄(手すり)の宮橋(恋叶橋)の目の前に鳥居があります。

 清巌寺とおしろい地蔵

おしろい地蔵

御本尊

  • 薬師如来立像
ご利益

  • 病気平癒、美肌など

玉作湯神社から徒歩約2分の所に、温泉山清厳寺(せいがんじ)というお寺があります。

立派な本堂も美しい庭園も見どころなのですが、特にパワースポットとして話題となっているのが、「おしろい地蔵」というお地蔵様です。

その昔、この寺の住職が表面が汚れた「お地蔵さん」をキレイにするために、白い粉を塗って寺に祀りました。
するとなんと!自らの顔の大きなイボが見事に取れたそうです。
以降、この話を耳にした人々によってこのエピソードが広まり、たちまち大勢の人から崇敬を集めるようになりました。
そうしていつしか「おしろい地蔵」と呼ばれるようになったとのことです。

このお地蔵様に「白い粉=おしろい」を塗って美肌祈願をする風習は、現在まで変わらずに続いています。

清巌寺「おしろい地蔵」の祈願方法

 まず境内寺務所で絵馬のような「祈願札」を300円で授かります。

この祈願札には以下の2種類があります。
 顔面用:人の顔のイラストが描かれています。
 身体用:身体のイラストが描かれています。

 このイラストと自分が気になっている部位と照らし合わせて、「自分の顔で自信のない箇所」や「トラブルがある箇所」、もしくは「トラブルが起こりそうな箇所」に色鉛筆で色を塗ります。

 塗り終えたら、おしろい地蔵のところへ行き、おしろい地蔵の脇の御札掛けに奉納します。御札の祈願はここまでです。

 おしろい地蔵の下の引き出しからおしろいを取り出して筆に付けます。

 そして美肌やトラブル解消を祈願しながら、おしろい地蔵の顔や身体(あなたの気になる箇所)へおしろいを塗っていきます。

以上のような祈願をすることで、美肌力UP!のご利益を授かることができ、つまりはトラブルからお肌を守護してくださるそうです。
また現在、肌に病気のある方は、平癒のご利益も得られるとのことです。

尚、この「おしろい地蔵」も当然のことながら玉造温泉郷のパワースポットと呼ばれています。

参拝帰りには「おしろい地蔵さま”せんべい”」を忘れずに!

清巌寺では「おしろい地蔵」にちなんだお土産の販売もされています。

その1つに「おしろい地蔵さませんべい」と呼ばれるお菓子があります。

絵柄は2種類あり、それぞれ、疾疫不臨(病気にかからないこと)と、端正相好(端正な容姿になること)が祈願されています。

玉造温泉土産にはもってこいだと思います。是非!

  • おしろい地蔵さませんべいの値段:300円(1袋14枚入り)

おしろい地蔵のお問い合わせ先

住所:島根県松江市玉湯町玉造530
電話番号:0852-62-0516(清厳寺)
営業時間:夜明けから日没まで
※寺務所(授与所)は原則9時~17時

定休日:なし(年中無休)
アクセス:最寄りバス停「玉造温泉バス停」下車徒歩約5分
駐車場:乗用車5台
 ホームページ:http://seiganji.matsuets.com/

清巌寺「おしろい地蔵」の場所

宮橋、玉作湯神社の鳥居から徒歩約2分の場所です。




 勾玉橋

勾玉橋

玉造温泉郷を紹介する様々なメディアを見た時、大抵「大きな緑の勾玉」が据えられた橋を見るハズです。

ここもパワースポットと言われているようで、なんでもこの勾玉の前で勾玉が入るようにして写真を撮れば、恋愛成就のための幸運を得られるそうです。

この大きな勾玉は腰かけられるようになっていますので、景色を見ながら一休み、という時にもご利用ください!

勾玉橋の場所

勾玉橋は長楽園という旅館の付近に位置します。宮橋からは徒歩約4分です。
何せ目立つ橋なので、すぐに分かります。

 青めのう原石(しあわせ青めのう)

青めのう原石

通称・出雲石と呼称される玉造の「青メノウ」ですが、この青メノウの原石を間近で見ることができます。

それが、こちら↑のように、玉湯川の淵に築かれた勾玉の形をした石で囲われた場所です。

このスペースの中央に「青メノウの原石」が1つだけ埋め込まれています。

玉湯川の水量が多いと川水で埋もれて見ることが叶いませんが、運良く見ることができて触ることができれば、幸運を授かることができるそうです。

もちろん、玉造温泉郷におけるパワースポットの1つです。

青めのう原石の場所

青めのう原石は勾玉橋の付近にあります。

 姫神広場の足湯

姫神広場

この広場では無料で足湯ができます。

左側には姫神の像が立っており、姫神像の前にはカメラが設置できる台があります。

この台の上にカメラを載せて、シャッターボタンを押せば絶妙なアングルで姫神像と写真が撮影できます。

ちなみにここも玉造温泉のパワースポットと言われており、なんでもこの姫神様と写真をとって、その後、足湯に浸かると、姫神様の強いご加護を授かり、恋愛運がアップするそうです。

姫神さまの像

濡れた足を拭くハンカチやタオルを忘れた方は「足拭き用のタオル」が1枚100円で販売されています。

なお、玉造温泉郷には足湯が3か所あり、いずれも無料で利用できます。ただし、残りの2か所は川の淵にあって屋根がないため、雨が降った時や川の水量が多い日は使用ができません。

玉造温泉の足湯はココ!

玉造温泉の無料の足湯は、姫神広場からおよそ100m間隔で、他に2か所あります。

ご紹介した通り、姫神広場の足湯以外は、川と一体化した足湯になっており、ぜひ体験したいところですが、水量が増えている時は使えなくなります。

真ん中の足湯(玉造温泉ゆ~ゆの前)

姫神広場のお問い合わせ先

住所:島根県松江市玉湯町玉造
料金:無料
営業時間:深夜は使用不可
アクセス:最寄りバス停「姫神広場バス停」下車徒歩約5分
駐車場:なし

姫神広場の場所

姫神広場は旅館「佳翠苑 皆美 (かすいえん みなみ)」の近くにあります。
勾玉橋からJR玉造温泉駅方面へ、さらに3分ほど歩いた場所です。

【おまけ】玉造温泉で神様さがし

玉造温泉で神様さがし

玉造温泉郷を散策していると、摩訶不思議な銅像(オブジェ)を街中で見かけることがあります。

実は、このオブジェ、なんと!玉造温泉や出雲に関係のある神様たちなんだそうです。

ご興味のある方や写真におさめてコンプリートしてみたい方は是非!玉造温泉郷の街中を探してみてください。

神様さがしマップ




【春の見どころ】玉造温泉の桜並木

玉造温泉の街を流れる「玉湯川」の両岸には、約2㎞に渡って約400本の桜が植えられており、毎年4月上旬には見頃を迎えます。

玉造温泉では、桜が見頃となる時期に合わせて、花吹雪温泉まつりが開催され、日が暮れるとスポットライトやぼんぼりの灯かりによってライトアップされた夜桜を楽しむことができます。(時期は開花状況による。時間は18時30分~22時30分頃。)

温泉街の情緒と相まって、趣があり、そして見ごたえ抜群の玉造温泉の桜並木は、島根県内でも有数の桜の名所となっています!

玉造温泉のおすすめの温泉宿と湯めぐりプラン

以上でご紹介した通り、玉造温泉には温泉以外の見どころがたくさんあるので、できれば温泉旅館に1泊して、お湯も観光も満喫したいところです。

玉造温泉には、もちろん、クオリティの高い温泉旅館がたくさんあります。

例えば、江戸時代創業の「玉造温泉 白石家」や、有名人たちもよく訪れたという名門「佳翠苑 皆美」、広さ日本一という大露天風呂を備えた「湯之助の宿 長楽園」など、それぞれに特徴のある魅力的な宿ばかりです!

「佳翠苑 皆美」は庭園を眺めながら入る露天風呂が最高!
「湯之助の宿 長楽園」の混浴大露天風呂「龍宮の湯」

また、プラスαの体験がご希望なら、伝統芸能「石見神楽」を観賞できる、「星野リゾート 界 出雲」もおすすめです。

客室、料理、庭園、温泉・・あなたなりの基準で、ピッタリな旅館を選んでくださいね。

玉造温泉街散策に浴衣をどうぞ!

玉造温泉の各旅館では、女性向けに浴衣の貸山しを行っています。

色々な色柄の浴衣と、帯や草履を合わせて、あなたなりのコーディネートを楽しんでください!

昼間は和傘、夜は提灯を借りるのもおすすめです。

浴衣姿での温泉街散策は、きっと忘れない思い出の1ページになりますよ。

夜は提灯を持つ人が行きかっています。

玉造温泉の日帰り温泉と「姫神さまの湯巡り」

「姫神さまの湯巡り」は、玉造温泉の中の提携する8つの旅館のいずれかに泊まると、1,000円で、他の7つの旅館の温泉にも入れるという湯巡り企画です。

「姫神さまの湯巡り」のチケットは、以下の8つの旅館にて、宿泊者限定で購入できます!※小学生以下は無料※

 ホテル玉泉、白石家、佳翠苑皆美、松乃湯、玉造グランドホテル長生閣、保性館、旅亭山の井、出雲神々縁結びの宿紺家

宿泊しなくても利用できるおすすめの日帰り温泉は、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 【これ10選!】源泉を厳選!島根県 玉造温泉 日帰り(入浴のみ)人気おすすめランキング!

玉造温泉の「体験型」観光スポット

温泉で肌をきれいにしたり、パワースポットを巡ったり、浴衣で散策を楽しんだり・・玉造温泉には色々な楽しみがありますが、もう1つご紹介したいのが、体験型の観光スポットです。

勾玉作り体験ができる「いずもまがたまの里 伝承館」

画像引用元:いずもまがたまの里伝承館

出雲の地と勾玉には、ふかーい関係があります(詳細は後述)。

出雲の勾玉(出雲型勾玉)は、頭の方だけでなく、お尻の方にも厚みと丸みがあるのが特徴で、この勾玉制作の技術を継承し、古式にのっとって作っている唯一の場所が、こちらの「いずもまがたまの里伝承館」なのだそうです。

熟練した職人さんの手ほどきを受けながら、あなただけのオリジナル勾玉を作ってみませんか?

三種の神器にも勝るとも劣らない、大切な宝物になるはずです!

なお、「いずもまがたまの里伝承館」では、勾玉作り以外にも、天然石を使った貼り絵などの体験メニューが用意されています!

  • 体験時間:素材により60分~120分
  • 料金:素材により1,000円~2,400円
    ※紐やビーズを購入し、ネックレスにすることもできます。
  • 予約:個人は不要。10名以上は要予約。

「いずもまがたまの里伝承館」の営業時間・お問い合わせ先など

  • 住所:島根県松江市玉湯町湯町1755-1
  • 電話番号:0852-62-2288
  • 営業時間:9時~17時 ※体験は16時、受付は15時まで
  • 定休日:年中無休
  • 公式サイト:https://www.magatama-sato.com/

※玉造温泉郷からは離れた場所にありますが、連絡すれば、温泉街まで無料で迎えに来てもらえます。また、玉造温泉駅からは、タクシーで直行すればタクシー代を負担してもらえます。

「いずもまがたまの里伝承館」の勾玉作り体験については、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 勾玉、玉、玉クリっクリ♪玉造温泉「いずも・まがたま伝承館」でオリジナル勾玉作り体験ができた?!

とんぼ玉作り体験ができる「とんぼ玉工房 いちの家」

とんぼ玉のアクセサリーや小物を販売する、玉造温泉の「いちの家」では、とんぼ玉を手作りすることもできます!

勾玉の素材はメノウなどの石(または木)ですが、こちらはガラス。

約80種類の「ガラス棒」から好きなものを選んで、溶かして丸めてとんぼ玉を作ります。

自分だけのとんぼ玉を作ったら、かんざしやブレスレットなどにアレンジして持ち帰ってはいかがでしょうか?

  • 体験時間:20分~40分
  • 料金:1個1,800円~
    ※パーツを購入してアクセサリーを作ることもできます!
  • 予約:不要

「とんぼ玉工房いちの家 玉造温泉店」の営業時間・お問い合わせ先など

  • 住所:島根県松江市玉湯町玉造1045
  • 電話番号:0852-69-9367
  • 営業時間:9時~18時
  • 定休日:月曜日




玉造温泉の人気・おすすめのランチ

玉造温泉の温泉旅館に1泊してゆっくり観光するというあなたは、もしかするとランチスポットをお探しではないでしょうか?

旅館では地元のブランド和牛「しまね和牛」や、高級魚「のどぐろ」などの新鮮な海鮮、地場野菜を使った高級懐石料理が待っているという方も多いはずです。

それでしたら、ランチは、少し違ったものにしてみるのはいかがでしょうか。

ホテルや旅館以外の飲食店が意外と少ない玉造温泉で、ランチをするのにオススメなお店をご紹介します。

若竹寿し

玉造温泉のグルメ情報紙には必ず掲載される名店「若竹(わかたけ)寿し」は、港から直送される新鮮な魚介類をいただける、寿司、郷土料理、地酒のお店です。

おすすめは豪華な具材が惜しみなく乗った、ボリューム満点の海鮮丼で、普通の海鮮丼(1,500円)でも十分な豪華さではあるものの、本マグロのトロが入ったプレミアム海鮮丼(2,000円)も人気となっています。

一度食べればだれもが驚く美味しさで、コストパフォーマンスも抜群です。

  • 住所:島根県松江市玉湯町玉造83-6
    ※専用駐車場あり
  • 電話番号:0852-62-0831
  • 営業時間:ランチ11時30分~14時、ディナー18時~20時
    ※閉店30分前ラストオーダー
  • 定休日:木曜日、年末年始
  • ホームページ:https://y024100.gorp.jp/

そば富

そば富は、「そば」という店名の通り手打ちそばのお店でありながら、焼き肉、カニ料理、海鮮丼、ラーメン・・と、何でもある食事処です。

特に、地元の海鮮、宍道湖のしじみ、出雲そばなど、ローカルメニューならないものはないほど品数豊富ですので、グループでお出かけの場合でも、みんながそれぞれ好きなものを楽しめます。

地元の方から旅行者まで、昼から夜まで愛される、美味しくて楽しいお店ですよ!

  • 住所:島根県松江市玉湯町玉造1197-7
    ※専用駐車場あり
  • 電話番号:0852-62-0185
  • 営業時間:ランチ11時~14時、ディナー17時から22時※21時30分L.O.
  • 定休日:火曜日 ※祝日の場合は営業、翌日休業
  • ホームページ:https://matsue.mypl.net/shop/00000304461/

たこ焼き「櫻」

「たこ焼き櫻」の名物は、玉子サラダ入りたこ焼き+タルタルソースのコンビネーションが癖になる、その名も「タルたこ」。

ソースやねぎ醤油のたこ焼きも、安定の人気を誇ります。

できたて・アツアツですので、やけどに注意してお召し上がりください。

もちろん、持ち帰りも可能ですので、天気が良ければ川のほとりでいただくのもおすすめですよ。

他に、ソフトクリームやパフェ、タピオカドリンクなどもあるのですが、中でも話題なのが、コーンフレークとソフトクリームのサンデーの上にチョコレートソース・・

ではなく、なんと!温泉卵を乗せた「玉造温たまソフト」です!

玉造温たまソフト

卵かけご飯用のお醤油を少し垂らしてまぜまぜ・・お味はいかに?!

  • 住所:島根県松江市玉湯町玉造46-4
  • 電話番号:0852-62-0232
  • 営業時間:12時~24時
  • 定休日:月曜日・火曜日

【まとめの地図】以上でご紹介したランチスポットの場所はコチラ↓です!

いずれも温泉街の中心部に位置しています!

ぜひ、お出かけください!




【おまけ】玉造温泉のカフェと言えば「mame cafe(まめかふぇ)」

玉造温泉のカフェと言えば、玉造アートボックス(後述)内にある「mame cafe」です!

玉造温泉の街でカフェというカテゴリーのお店は、ここが唯一なのではないでしょうか・・

さて、この「mame cafe」では、手作りの焼き菓子やコーヒー、紅茶、地元食材を使ったジュースなどがいただけます。

ラテアートがあしらわれたドリンクや可愛らしい食器など、SNS映えも抜群な見た目も楽しめるメニューの数々を、窓の外の景色と共にお楽しみください!

勾玉が浮かぶ抹茶カプチーノ
  • 住所:島根県松江市玉湯町玉造1241 玉造アートボックス 2F
  • 電話番号:0852-67-5050
  • 営業時間:9時~19時
  • 定休日:木曜日

玉造温泉でお土産探し!人気・おすすめのお店はココ!

玉造温泉のお土産は、既にご紹介した「いずもまがたまの里伝承館」や「いちの家」、各旅館でも購入できますが、他にもぜひぜひ訪れていただきたいお店があります!

玉造温泉美肌研究所「姫ラボ」

近年の綿密な水質調査によって、玉造温泉には「高級化粧品」に含まれる成分が多数含まれていることが明らかにされています。

そんな玉造温泉にある「玉造温泉美肌研究所」、通称「姫ラボ」は、テレビでも紹介されるほど有名な化粧品の会社です。

本社(本店)はもちろんこの玉造温泉郷の姫ラボであり、美肌の研究続ける研究所でありながら、玉造温泉水を使用して「玉造温泉姫ラボ」のブランドの化粧品を製造販売している化粧品メーカーでもあります。

玉造温泉の水でお肌がつるつるになったあなたが、ご自宅でも美肌をキープできるよう、あるいは、お友達や家族にも温泉の良い成分をお裾分けできるよう、こちらで購入できる化粧品をお土産に持ち帰るのはいかがでしょうか?

※姫ラボの商品は、玉造温泉の旅館や「いずもまがたまの里伝承館」、高速道路の宍道湖サービスエリア、松江市内や出雲市内の各取扱店舗でも購入できます!

玉造温泉美肌研究所「姫ラボ」のお問い合わせ先

住所:島根県松江市玉湯町玉造46-4
電話番号:0852-62-1556
営業時間:8時30分~21時30分
定休日:なし(年中無休)
アクセス:最寄りバス停「姫神広場バス停」下車スグ
駐車場:なし
ホームページ:http://www.hime-labo.com/

玉造温泉美肌研究所「姫ラボ」の場所

足湯がある姫神広場の隣にあります!

媛ラボについて詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています。
 玉造温泉が美肌になる理由」と「玉造温泉美肌研究所・姫ラボ」

玉造アートボックス

玉造アートボックスは、築50年の旅館を改築した、複合商業施設です。

施設内には以下の6つののお店が入っています。もちろん、お土産もありますよ!

1階

「姫ころも」

色浴衣などのレンタルショップです。
着物も1,890円~でレンタルできます。

「美肌マルシェ」

「美肌マルシェ」は、美肌の玉造に因んで「美肌は身体の内側から」をコンセプトとする、お菓子のお店です。
身体の中から美肌!ということで、白米の約36倍もの食物繊維があるという、特殊加工した玄米を使用したラスクやプリンなどのスイーツ、ビタミンCが豊富なアセロラを使ったデザートなどが販売されています。

中でも人気のお菓子は、「姫神占い神社クッキー」です。
縁結びを形にしたハートや出雲の勾玉の形状をしたクッキーが入っています。
目をつむって箱からクッキーを取り出し、出きたクッキーの形状で運勢を占うことができます。

ちなみにこのクッキー、「神社クッキー」と書いて「ジンジャークッキー」と読むのだとか。
その名の通り、地元産のジンジャー(生姜)を使用しています。

ばら売りから、10個入り1,000円(税別)の可愛い紙箱に入ったものまであります!

姫神占い

2階

「はこぶね」※閉店※

山陰地方在住の約30人のクリエイターによる1点物の手作り作品の雑貨店です。
かなり可愛いアイテムが多数販売されています。

※「はこぶね」は、新型コロナウイルス感染症による休業の後、2020年4月30日をもって、残念ながら閉店となっています。オンラインショップは引き続き営業中です!

「ボディケア-kaorion-」

タイ風のマッサ~を受けることができるマッサージ店です。
注意点としては冷やかしで訪れるとタイキックをくらう可能性が示唆されます。
タイ古式マッサージの所要時間は15分、料金は1300円~です。
近くに宿泊している方なら就寝前に訪れるとグッスリ安眠できそうです。

玉造アートボックス2

※Facebookページ:https://www.facebook.com/Kaorion39/posts/283655615069190/

「mame cafe(まめ かふぇ)」

既にご紹介したmame cafeでは、自家製ケーキやコーヒーなどをいただける他、お土産物の購入もできます!
ロウソクや食器など、かわいい雑貨がたくさん並んでいますので、カフェを利用しない方も、ぜひのぞいてみてください。

「オロチ商店」

奥出雲のデニムの製造工場から仕入れているデニムの専門店です。
OEM(他社ブランドの製品をそのブランド名で製造する)で有名ブランドのデニムも手がけているほどの工場なんだそうです。

職人さんが丹精込めて作り上げるデニム製品はやはり少々値が張りますが、世界に1つだけしかない個性的なバッグや、ポーチ、ブックカバーなどの小物類、アクセサリーなども豊富なので、お土産にもぴったりですよ!

デニムがあしらわれたピアス

玉造アートボックスのお問い合わせ先

  • 住所:島根県松江市玉湯町玉造1241
  • 電話番号:0852-67-5050
  • 営業時間:9時~19時 ※オロチ商店は10時から
  • 定休日:なし(年中無休)
  • アクセス:最寄りバス停「温泉下バス停」下車スグ
  • 駐車場:なし
玉造アートボックスの場所

玉造アートボックスは旅館「紺家」から徒歩約1分ほど青めのう原石(しあわせ青めのう)の方向へ歩いた先に位置します。
旅館「白石家」の向かい側です!




【補足】「玉造」という名の由来

由来その1

実は「玉造」の名前の由来は現代に至っても明らかにされていませんが、古墳時代などに大和朝廷の役職である「玉造部(たまつくりべ)」や「たますりべ」といった朝廷の機関が置かれていたことに由来しているようです。
余談ですが、玉造と言う地名は他にもあります。
どこだかお分かりですか?
おそらく関西人の方であれば容易にお分かりになるかと思われます。
正解は・・「大阪」です!
大阪にも「玉造」の地名が存在し、やはり太古の昔、前述の「玉造部」や「たますりべ」といった役職が置かれていたようです。

由来その2

そしてもう1つの由来の理由としてはご存知、三種の神器「八尺瓊勾玉」が制作されたことが背景にあります。
この八尺瓊勾玉を制作した人物を「櫛明玉命(くしあかるたまのみこと)」と呼称し、この人物こそ上述の「玉造部の祖先」と云われております。(伝・日本書紀)
また、この玉造の地にある「花仙山(かせんざん)」という山では、出雲特有の色合いをもつ「青瑪瑙(青めのう)」が採石でき、出雲特有であることから別名で「出雲石」の異名をもっています。
一説では、この花仙山で採石された石を使用して三種の神器「八尺瓊勾玉」が制作されたと伝わっています。
しかし近年における遺跡発掘調査などの考察から、実際は新潟県・糸魚川のヒスイが使用された説が有力視されており、糸魚川で採石した後に、この玉造にて勾玉が制作された説が濃厚であると考えられています。

玉造温泉の歴史

玉造温泉は、おおよそ710年から794年の間に少彦名命(すくなびこな)」と言う神様によって発見されたと伝えられています。
713年には文献(出雲国風土記)に記述があり、存在が明らかにされていますので、おおよそ710年から713年の間に発見されたものだと考えられます。
少彦名命と言えば出雲大社の御祭神「大国主大神」の葦原中つ国(現在の日本)の国造りに際して医療と健康面をサポートした神様としても有名です。
一説では「四国・道後温泉」で大国主大神の疲れた身体を癒したと伝えられています。
またこの玉造温泉郷は「枕草子・三大名泉」の内の1つです。
枕草子・三大名泉とは、清少納言の書いた枕草子の中に登場してくる以下の3名泉のことです。

枕草子・三大名泉

  • 榊原温泉(三重)
  • 有馬温泉(兵庫県)
  • 玉造温泉(島根)

江戸時代の玉造温泉は、あまりにもの盛況さに「湯之介(ゆのすけ)」と呼ばれる玉造温泉の一切を取り仕切る役職まであったといいます。

現在もその盛況ぶりは変わらず、なんと!年間100万人も訪れるそうです。ウフ

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