出雲大社の勾玉の「御守り・ストラップ」の効果・種類と扱い方(持ち方)について

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勾玉とは?

出雲大社の勾玉の「御守り・ストラップ」の効果・種類と扱い方(持ち方)について

「勾玉(まがたま)」は「石」、「ガラス」、「金属」等を「くの字型」に加工して作られたもので、古墳時代の人々が生活・活動した場所からも発掘されています。

古代(主に上古)では「飾り物」ということだけではなく、魔法や魔術などのように神秘的な力を持つ象徴として、占いや呪術に使用されていました。

このため、「魔除け」や神様を呼び出して「将来を占う」等の重要な行事に使われていました。

勾玉の「形」の由来

出雲大社と出雲地方に伝わる「勾玉(まがたま)」の由来と歴史

勾玉はちょっと不思議で独特の形をしています。

この形の由来についても調べてみました。

勾玉は、その独特の形から以下のようなことを表現したとする由来があります。

  • 「母親のお腹にいる子」
  • 「内臓のじんぞう」
  • 「太陽と月」
  • 「動物のきば」

他には「魂(たましい)の形」を表したもので、「丸い魂(たましい)が飛び回る姿である」とも言われています。

このように色々な説があり、本当のところ、勾玉の形の由来に関しての詳しい事は判明されていないのが実情です。

しかし、出雲の古い記録によると、勾玉の形状は「太陽と月の重なり」を表しており、これらの「強い力」と「恵み」が、幸運を呼び込んでくれるという記載があるそうです。




勾玉の産地

勾玉には大きく3つの産地があります。

  • 青森県・津軽
  • 新潟県・佐渡
  • 島根県・松江市玉造

そして、島根県松江市(玉湯町)玉造の「花仙山(かせんざん/島根県松江市玉湯町)」は、勾玉の素材となる純度の高いメノウ(石英結晶が集積した石)が採れたところで、一般的に「出雲のメノウ」と言えばこの花仙山産のメノウのことを指します。

花仙山で採取されるメノウの中でもひときわ青色をしたメノウは「出雲石」と呼称されており、出雲特有の特徴を兼ね備えたメノウになります。

また、丸く「くの字型」に加工して全体的に均等の取れた大きさで制作する勾玉を出雲オリジナルの勾玉として「出雲型勾玉」と呼称します。

その他、花仙山では上古の時代にメノウの細工の職人が集い、集落を形成していたようで遺構が見つかっています。

メノウとは?

メノウは漢字では「瑪瑙」と書きます。

仏教には「七宝」と呼称される7つの宝があり、このメノウはそのうちの1つにも数えらるほどのお宝です。

つまりルパン三世が狙うレベルのお宝ちゃんと言うことになります。フぅ~ジぃ子ちゃ~ん

メノウは世界中で採取することできる石で、この日本でも採取することが可能な石です。

日本での主な産地は「北海道、青森県、石川県、富山県」になります。

メノウには純度があり、メノウの純度とは「緑色の碧玉(へきぎょく)や真紅色・白色をした玉髄(ぎょくずい)の混入具合」によって決まります。

「碧玉や玉髄の混入具合」とは、メノウとはいくつもの層が重なってできています。

メノウつまり純度の高いメノウとは単色ではなく、様々な色が混ざったメノウと言うことになります。

出雲大社の勾玉の効果と種類

出雲大社で公式的にお守りとして授与されている勾玉はありませんが、出雲大社から車で約50分ほどの場所に位置する松江市玉造には「出雲・伝承館」と言う勾玉を制作する専門の会社があります。

この伝承館は日本で唯一、「出雲型勾玉」を制作する専門の会社です。

出雲型勾玉を制作する際に使用する「出雲石」は純・出雲産の「瑪瑙(メノウ)」を使用しています。

そして、メノウの全般的な効果としては「招福、延命長寿、健康維持」になります。

出雲大社からの参拝後に玉造温泉に立ち寄り旅の疲れを癒して、翌日あたりに伝承館へ立ち寄れば良いと思います。

そして肝心の勾玉の種類と効果になりますが、主に以下のような効果と種類があります。

  • 「魔除け・厄除け」
  • 「いやし・健康運」
  • 「金運・仕事運」
  • 「恋愛・結婚・子宝運」

これらは勾玉のもととなる「石」の特性を生かして分けられています。

例えば以下のような種類の石が挙げられます。

「天眼石」

天眼石天眼石は「てんがんせき」と読みます。天眼石は自我を強くする効果があることから「悪意やストレスを反射する効果」があります。つまり「魔除け・厄除け」などに用いられます。

また、自我を強くする効果があるので、気弱な人やまとまらない商談がある時には最適です。
ただし反面、長く持ちすぎると「気分を暗くさせる効果」もあり、それに伴い「老化を促進」させます。




「翡翠(ヒスイ)」

翡翠日本一のヒスイの産地は新潟県糸魚川です。出雲と言えば出雲メノウですが、出雲大社の摂社「命主社」の境内から高純度のヒスイの勾玉が出土しています。このヒスイの産地こそが新潟県糸魚川で出雲と北陸に繋がりがあった可能性が示唆されています。

ヒスイは古来、権力者がこぞって持つ石であることから権威や徳を司ります。
人に優しくなれる(寛大になれる)=徳を高め人間関係が良好になる
心を落ち着かせる
ヒスイは非の打ち所がなく、全般的に優れた効果が得られる石だと伝えられています。

「緑メノウ」

緑メノウ緑メノウは「リラックス効果」を与えてくれます。イライラや不安などの感情のストレスを緩和する効果が期待できます。=「いやし・健康運」

緑は大自然の色であり、森林を象徴する色であります。「リラックス効果」が得られるのはこのためです。
心身の疲れを癒し、緊張感を緩和します。
大事な試験や人生の方向を決める大きな場面に用いると良い縁が得られそうです。

「青メノウ」

青メノウ冷静沈着..焦った恋には甘い罠が待つわよウフ
沈着の色であることから「リラックス効果」がある
「リラックス効果」があることから集中力を高める
また安眠効果も期待できる

「赤メノウ」

赤メノウ情熱の気運を高め良縁を結びます。「カーネリアン」としても販売されていることがあります。
また赤(朱色)は退魔の色と云われることから「魔除けのお守り」としての効果も期待できます。
さらに「日曜朝8時のゴールデンタイム!~戦隊シリーズ」の隊長色でもあることから「エネルギーが湧き起る色」としても期待がもてます。エッへん

「白メノウ」

白メノウ白は潔白や清浄を意味します。
神様に仕える神使は白色が多いのはこのためです。
気持ちをリセットしたい時、心機一転したい時に用れば良き効果を得られます。
また「汚さないように」と言う意識が芽生え、気を引き締め緊張感を得られます。
洞察力のUP、注意力のUPができます。
よく運転される方には良いと思います。

「茶メノウ」

茶メノウ 高揚感を抑えることができる
今の行動を見直すことができる=冷静沈着の効果
緊張感を消す効果

出雲大社の勾玉の御守・ストラップの効果

第8位.「縁結びお守り(ストラップ)」 (2)勾玉は直接肌に触れる方法で身に着けていれば、御守としての効果も最大に発揮されると思います。

但し、キーホルダーやストラップに付けてみたくなると思いますし、袋などに入れて持ち運ぶこともあると思います。

袋に入れてしまった場合、はたして効果は得られるのでしょうか?

勾玉をキーホルダーやストラップにして身に付けた場合、お守りとしての効果は?ある?ない?

勾玉は「魂を持った生き物のように扱う」と効力を発揮します。

魂を持った生き物のように扱う」とは、勾玉に「触る」・「触れる」ことです。

そのため、これらのように直接肌に触れない場合も、時々、石に触るなどすると石のパワーは高くなって、御守の効果は発揮されるそうです。

では勾玉にはどのような効果があるのでしょうか?




勾玉の「効果・扱い方・持ち方(身に着け方)」

勾玉の効果

古代の人々は勾玉を身に着けることで、魂を落ち着かせ、また神の助けを得られると考えました。

古代では、円形や球形を「魂の象徴」としていたことに由来しています。

このため、魔よけや災難(さいなん)消し祓い、さらには幸運をもたらす御守の効果があるようです。

勾玉の接し方(扱い方)

勾玉は、細くとがったほうを自分に向くようにして、肌に触れると最も効力をだしてくれるそうです。

但し、手の平で握っているわけにはいきませんので、勾玉の頭のところにある「小さい穴」にひもを通して、ブレスレットやネックレスとして身に着ければ良いと思います。

勾玉には魂が宿っていると云われており、生き物として大切に接することが必要です。

石やガラスでつくられている勾玉は、テレビや電子レンジ等から出る電磁波を吸収してしまうようです。

このため電磁波の近くに放置すると、効力は減少してしまいます。

勾玉の効力が減少した場合、勾玉の効果を回復させる方法があります。

効力が減ってしまった勾玉を回復させる方法

  • 流水にさらしたり
  • 日光浴をさせたり
  • 話しかけたり
  • 撫でたり(触る)

などを、行うようにすると良いようです。

勾玉は、物ではなく生き物と同じように、ストレスを感じたり、気持ちの良いことや、嬉しいことで疲れがとれるようです。

勾玉を大切に扱うことで、持ち主との心の交流が生まれ愛着心は深まります。

こうすることで、持ち主も穏やかな気持ちになるのかもしれません。

【補足】八尺瓊勾玉

もっとも有名な勾玉として、世の中に広く認知されている勾玉があります。

みなさんもよくご存知の勾玉です。お分かりになりますか?

「既に上↑のタイトルに書いとるやんけ。このアホが」・・などとは言わないでください。ヘルプみぅぃ~

・・そうです。..こホんっ!現在、皇居にて奉安されている「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」になります。

八尺瓊勾玉の「八尺」とは長さのことで、古代の八尺とは約140cmから約180cmほどの大きさと伝えられています。

一説では子供の頭ほどもある大きさだとも伝えられていますが、確かなことは不明です。

」は「美しい」や「真紅の珠」と言う意味合いがあり、これは「瑪瑙(メノウ)」のことを指します。

ただし近年の調査によって、実際は「純度の高いヒスイ」が使用されている可能性が示唆されています。

八尺瓊勾玉は出雲で制作されて天照大御神へ献上されたと云われていますが、もととなる石(ヒスイ)は残念ながら出雲ではなく、新潟県糸魚川で採取されたヒスイが使用された説が有力視されています。

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