【世界遺産】石見銀山のおすすめ観光コースや楽しみ方・見どころを….暗記するつもりぃ❓

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2007年に世界文化遺産に登録された石見銀山。

実は、「石見銀山」という1つのスポットがあるわけではなく、広い範囲に遺構や資料館など、見どころが点在しています。

こちらのページでは、そんな石見銀山の見逃せないスポットや、おすすめの観光コースをご紹介します。

石見銀山周辺のエリア情報

以下では、ささっとコースとじっくりコースとの2つに分けて、おすすめの観光コースをご紹介をいたします。

石見銀山周辺は、以下のようなエリアに分かれています。

大森エリア

大森エリアにはカフェや土産物屋さん、江戸時代の代官所、武家屋敷などが立ち並びます。

銀山エリア

銀を採掘するために掘った洞窟や鉱石を鍛えるための製錬所、山の神を鎮めるために造営された寺社があります。

銀山エリアを見て、帰りに大森地区で買い物やカフェを楽しむというのが、石見銀山の鉄板の観光コースです。

各施設の入場料金や、石見銀山周辺のおすすめの移動手段などについては、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
関連記事: 出雲大社のお次はココ!石見銀山の観光「入場料金(割引情報)・所要時間・混雑状況」など




【ささっとコース】主要スポットのみを短時間で巡るコース

 ①観光案内所

まず、スタート地点は「観光案内所」です。
※最寄りバス停は「大森バス停」です。駐車場は目の前の銀山公園にあります。
※この付近でレンタサイクルを借りたり、ベロタクシーに乗ったりすることもできます。

観光案内所は「大森地区」と「銀山地区」の間に位置し、石見銀山における中心的な地点になります。石見銀山観光におけるスタート地点となります。

↓徒歩約30分ほど

 ②龍源寺間歩(見学所要時間30分~40分くらい)
龍源寺間歩」は「りゅうげんじまぶ」と読みます。江戸時代前半に掘り出された洞窟です。かつては銀、銅が採掘されていました。全長600メートルありますが、そのうち160mまでを一般公開しています。

  • 入場料金:大人410円、小人200円
  • 入場可能時間:9:00~17:00(12月から2月は16時まで。入場は締切10分前まで可能)

出雲大社のお次はココ!石見銀山の観光「入場料金・観光所要時間・見どころ・見学コース(地図・マップ付)・混雑状況(口コミ・評判付き)・服装」など↑石見銀山「龍源寺間歩」

↓再び石見銀山公園へ帰ります。(徒歩約30分ほど+体力消耗分約5分ほどプラス)..グハっ

 石見銀山公園

↓バス所要時間約7分、大森バス停からバス料金190円(徒歩で頑張った場合約30分!)
※良い時間にバスがなければ、「グリーンスローモビリティ」や「ベロタクシー」の利用もご検討ください!

 ③石見銀山世界遺産センター(見学所要時間1時間くらい)

石見銀山の歴史が詳しく紹介されています。動画や模型を用いて石見銀山の歴史を詳しく説明しています。

また、VR(バーチャルリアリティー)技術で、大久保間歩という、通常2時間半ほどで巡る坑内ツアーを、3分(!)の特撮映像で体感することができるサービスもありますよ!

大久保間歩のツアーは金曜~日曜と祝日しか行われていないので、平日に石見銀山を訪れる方にも、このVRツアーはおすすめ&大人気です。

  • 入場料金:大人310円、小人150円
  • 営業時間:
    開館時間 8:30~17:30
    展示観覧時間 9:00~17:00 ※3月~11月は30分延長
  • 定休日:毎月最終火曜日・年末年始
  • 駐車場:あり。無料

↓世界遺産センターから大森代官所跡バス停まで所要時間約8分。バス料金230円。

 ④大森エリア

(お土産・買い物・ランチなど。滞在時間1時間30分くらい)

  • 群言堂(BURAHOUSE本店)
  • 御前そば
  • 銀の店

「大森代官所前」または「大森」バス停からバスで大田市駅へ!お疲れさまでした。

画像引用先:しまね観光ナビ




【じっくりコース】主要スポット+αを見て、石見の歴史と文化を満喫するコース

石見銀山内をじっくりと観光するコース↑石見銀山資料館(旧大森代官所跡)

①観光案内所
↓徒歩約30分
②龍源寺間歩
↓徒歩約15分

 ③清水谷製錬所跡(見学所要時間:15分程度)
1894年(明治27年)に完成した製錬所です。製錬とは、目的の鉱石の純度を高めるために余計な金属をそぎ落とす場所です。当時では破格の金額を投資して造営されましたが結局、思った以上に採掘されずにわずか1年半程度で閉鎖されています。

石見銀山・「清水谷製錬所跡」↑石見銀山・「清水谷製錬所跡」

↓徒歩約15分

観光案内所(石見銀山公園)

↓徒歩約2分

 ④羅漢寺(五百羅漢)

1736年~1740年(元文年間)に、当時の大森代官所の役人によって造営された歴史ある寺院です。
銀や銅の採掘量が激減し、銀山で暮らす人々が苦しくなった時に造営されたようです。
以後、役人たちはこの寺に羅漢像を奉納し、人々の幸福を願ったそうです。その結果、以前にも増して採掘量が増加しました。
現在、この羅漢寺の境内には500体の羅漢像が安置されています。苦しみに満ちた像や笑っている像などがあり、同じ顔の像はないと言われ、自分の顔に似ている像が1体はあるとも囁かれています。

  • 拝観料金:大人500円、小人300円
  • 拝観時間:9:00~17:00、不定休

大森バス停から大森代官所跡バス停まで所要時間約2分。バス料金160円。
※良い時間にバスがなければ、「グリーンスローモビリティ」や「ベロタクシー」の利用もご検討ください!

 ⑤旧・河島家(武家屋敷)

石見銀山には、武家屋敷がいくつかあります。これらの武家屋敷は大森代官所へ勤めた役人たちが住んだ屋敷になります。この屋敷の主・河島家は代々、大森地区と銀山の運営を担っていた家柄です。1800年頃に造営され以後8代に渡り256年、銀山の役人を務めています。大田市指定遺跡の指定を受けている建造物でもあります。
※時間があれば、重要文化財に指定されている「熊谷家住宅」にもお立ち寄りください!

  • 入場料金:大人200円、小人100円
  • 営業時間:9:00~16:30
  • 定休日:年末年始

↓徒歩約6分

 ⑥石見銀山資料館(旧大森代官所跡)

この場所に石見地区の一切を支配していた大森代官所がありました。世界遺産センターほどの規模はありませんが、この資料館にも石見銀山に関連した資料が約500ほど所蔵されています。

また最も注目したい見どころが旧・代官所の庭園です。枯山水を基調とした見事な庭園が広がっています。

  • 入場料金
    大人550円、小人(小中高生)250円
  • 営業時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
  • 休館日:年末年始と特別展の前後

↓徒歩で散策しながら銀山公園まで戻る
大森エリア(お土産・買い物・ランチなど。滞在時間1時間30分くらい)

  • 群言堂(BURAHOUSE本店)
  • 御前そば
  • 銀の店

「大森」バス停からバスで大田市駅へ!お疲れさまでした。

石見銀山を観光するときの服装について

石見銀山の坑道の中は、地中にあるために、気温が低めです。

冬場の平均気温はなんと5度!ということですので、厚着必須です。

夏場もすずしいので、上から羽織るものが必要になります。

坑道の中にいる滞在時間は、30分ほどです。

30分間凍えていては風邪をひいてしまいますので、くれぐれも服装にはご注意を。




石見銀山で観光案内ガイドをお願いできるの?

石見銀山ガイドの会「有料ガイドツアー」

石見銀山には、「専門のガイド」がいます!

石見銀山公園内の「大田市観光協会」の隣に「石見銀山ガイドの会」という「石見銀山の総合ガイド(無料・有料)」をされている団体があります。

ここでガイドさんに観光ガイドを頼むと、石見銀山の歴史を、より詳しく知ることができます。

ガイドツアーの基本料金

例えば、「大森エリア、銀山エリア、温泉津、宅野など銀山ゆかりの町並みを訪ねるコース」は3時間コースから設定されています。

  • 3時間未満:5,000円
  • 3時間以上:5,000円~(以降1時間毎に1,000円)

※見たい場所をピックアップし、オリジナルツアープランでガイドをお願いすることもできます。
※1グループ20名までで、料金は「ガイド1人あたり」の基本料金です。

石見銀山は、ガイドさんと歩くのが何と言ってもおすすめです。

一生に数回しかない旅行です。出し惜しみは禁物です!

ガイドツアーをおすすめする理由は、「何も知らずに洞穴(採掘現場)を見ても面白くないから」です。

石見銀山は世界遺産に認定されたことで世界的に有名になりました。

しかし、なんの知識もなく、ただ有名だからということだけで石見銀山に行けば、「ただの洞穴」と「遺跡」を見ているだけになります。
(「景観」が世界遺産に登録されたのではなく「文化的な価値」で登録されているためです。)

つまり「ガッカリした・・」という結果にもなりかねません。

実は、実際にこのような感想を持たれる方も多いのも事実です。

でもそれでは勿体ない。石見銀山に訪れた際は、ぜひ、観光ガイドさんに観光案内をお願いしましょう!

石見銀山ガイドの会の「ワンコインガイドツアー」

「石見銀山ガイドの会」では、定時出発の「ワンコインガイドツアー」も行っています。

料金は大人1人500円(中学生以下無料)です。

「石見銀山ガイドの会」ワンコインガイドツアーの見学コース・時間

見学コースは下記の2コースとなります。

※各施設への入場料金は別途必要。

世界遺産を巡る~龍源寺間歩コース
  • 出発時間:10:30 or 13:00
    ※12月~2月は10:30のみ
  • 見学所要時間:約120分(内ガイド時間約90分)
  • 集合場所:銀山公園
  • コース区間:銀山公園→龍源寺間歩
  • 歩行距離:約2.3km
江戸時代の面影~大森町並みコース
  • 出発時間:10:30
  • 見学所要時間:約90分
  • 集合場所:代官所前広場
  • コース区間:代官所前広場→銀山公園
  • 歩行距離:約800m
「石見銀山ガイドの会」無料ガイド予約について

「石見銀山ガイドの会」のワンコインガイドツアーは、当日現地で申し込めますが、電話予約も可能です。

定時以外のガイドをご希望の方も、下記の電話番号まで、お問い合わせください。

「石見銀山ガイドの会」事務局のお問い合わせ先(電話番号・住所など)

住所:〒694-0305 島根県大田市大森町イ824番地3
電話番号:0854-89-0120
営業時間:10:00~17:00
定休日:なし(年末年始休業)
ホームページ:http://iwamiginzan-guide.jp/

石見銀山のボランティアガイド(無料ガイド)

※石見銀山無料ガイドは、上掲「ワンコインガイド」に変更となっています※

石見銀山の無料案内ボランティアガイド

上記では、石見銀山の有料ガイドをご案内しましたが、この「石見銀山ガイド会」は、無料(ボランティア)のガイドも行っています。

しかし、注意点は有料とは違い、定刻の出発時間が設定されており、ガイドコースも有料に比べて短時間となります。

つまり、石見銀山内を観光するコースは有料のコースよりも短くなります。

さらに、時期によっては混雑でガイドをお願いできない場合もありますので、注意が必要です。

※石見銀山無料ガイドは、上掲「ワンコインガイド」に変更となっています※

【番外編】レンタサイクル&「音声ガイド」を用いて観光を楽しむ場合

昨今、石見銀山でレンタサイクルを利用される方も多くなっています。

この場合、問題となってくるのが「ガイド」です。

そこで、レンタサイクルを利用した方もガイドさんの解説が聞けるように、「ポータブル音声ガイド」というものがあります。

これならレンタル時間内でたっぷりガイドしていただくことができ、充実のサイクリングになるでしょう!

石見銀山ポータブル音声ガイド

  • 音声ガイドレンタル料金:500円(1台)
    ※申込時に保証金2,000円。音声ガイド返却時に返金。
  • レンタル可能時間:8:30~16:30
レンタル場所

  • 石見銀山世界遺産センター、石見銀山公園、大森代官所前広間観光案内所

ケチでボンビーには朗報!!「こんなガイド機器」

万年ボンビーでさらのその上、ケチな方はガイド案内を無料でダウンロードすることもできます。

ただし、この方法だと「スマートフォン」が必要になります。

なんと!各地の世界遺産の音声ガイドが無料で聞けるスマホアプリがあるのです!

アプリの名前は「SkyDesk Media Trek(スカイデスクメディアトレック)」。

このガイドを所持しているだけで該当のスポットへ近づくだけで自動的にガイドしてくれます。

ただし石見銀山のガイド機器に比べると情報量は劣るかもしれません。(自己判断でお願いします)

詳細は以下↓のURLへ

 世界遺産ガイドアプリ:https://media.skydesk.jp/trek/ja/whguide/audio_guide/

石見銀山の口コミ・評判

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