出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・下の宮(SHIMO-NO-MIYA)【境外・末社】
創建年
不明
再建年
1744年(延享元年)※江戸時代中期
2015年(平成27年)
建築様式(造り)
切妻造
平入
※一間社流造り
屋根の造り
檜皮葺
御祭神
天照大御神
社格
出雲大社・末社
例祭日
1月13日
9月13日
格式(社格)は「本社>摂社>末社」となります。
出雲大社・下の宮(下宮)の読み方
下の宮は「しものみや」と読みます。
下の宮と上の宮の違い
また、「下の宮の社格は末社(まっしゃ)」で付近に位置する「上の宮は摂社(せっしゃ)」になりますが、摂社の方が末社よりも1つ上の社格を持つ社になります。
これらの社格の格付けは、御本殿や本宮との関連性の深さや当該、社殿の重要度などを加味して順位付けが成されています。
出雲大社・下の宮(下宮)の御祭神「天照大御神」
天照大御神は神宮(伊勢)・内宮にご鎮座される日本国民の総氏神です。皇室の祖先神でもあります。
天照大御神に関しては以下の別ページにてご紹介しております。
出雲大社・下の宮(下宮)の建築様式(造り)
下の宮は出雲大社境内の摂末社とは少し異なり、四方が1間(約1.5m)の小さなお社になります。
屋根は御本殿と同様に檜皮葺、屋根上には「置き千木」、「勝男木(かつおぎ/鰹木)」すらなく、棟の両端には御本殿と同様に「鬼板(おにいた/鬼瓦)」が据えられているのみです。
礎石部分は石段が組まれて一段上がった場所に殿舎が造営されており、殿舎の周りを御垣が取り囲んでいます。
殿舎の背部には草木が生い茂った小山があり、おそらく昔からこの場所に祭祀されていたことを物語っています。
隣は民家と言うこともあり、一見すると地蔵尊のようににも見えます。
しかし、整然とした気品や威容を感じ取れる様は、やはり「天下無双の大厦(てんかむそうのたいか)」の異名をもつ出雲大社の末社であるせいなのかもしれません。
そのためまず、見落とすことはないでしょう。
下の宮の参拝は上の宮への参拝を忘れずに!
おそらくこの下の宮へ参拝される方のほとんどが、上の宮(上宮)へ参拝される方だと思われますが、実は上の宮と下の宮には正式参拝方法があると伝えられており、両方のお宮をきっちりとお参りするのが正式参拝になるようです。
下の宮(下宮)へ参拝された際は、かならず上の宮へもご参拝ください。
出雲大社・下の宮の場所とアクセス(行き方)
下の宮は上の宮からさらに徒歩で約1分ほど少し直進した先に位置します。
出雲大社上宮からの所要時間・距離
- 所要時間:約1分
- 距離:約60m
勢溜の鳥居(大社境内入口)から上宮
- 所要時間:約17分
- 距離:約1.4m
出雲大社・下の宮の最寄バス停
一畑バス日御崎線・稲佐の浜入口バス停
【補足】おすすめの観光モデルコース
阿国寺⇒阿国の墓⇒阿国の塔⇒出雲手斧神社⇒八大荒神社⇒大歳社(摂社)⇒上の宮(摂社)⇒下の宮(摂社)⇒稲佐の浜(御砂を採取)⇒屏風岩(大国主神の国譲り場所)⇒因佐神社⇒素鵞社(出雲大社境内/御砂をいただいて持ち帰る)
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