出雲大社に龍神と蛇神が祀られていた?!「龍と蛇の秘密・謎と由来・意味・歴史 」

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出雲大社に龍神と蛇神が祀られていた?!「龍と蛇の秘密・謎と由来・意味・歴史 」

出雲大社に龍神と蛇神が祀られていた?!「龍と蛇の秘密・謎と由来・意味・歴史 」11月(旧暦では10月)は出雲大社の最大の行事であり、最大のイベントがあります。

その最大の行事とは「神在祭」です。

この出雲大社の神在祭では「龍蛇が礼拝の対象となる一大イベントとなります。

出雲大社の「龍蛇」とは?「龍」と「蛇」をまつる??

出雲地方では神在祭の頃になると、強い風が吹いて大荒れになる時があります。

実は、この強い風に乗って神々は出雲に集い、会議を行うと云われています。

このとき、強い風の影響からか、島根半島の海岸に「海蛇(うみへび)」が漂着することがあります。

この海蛇の特徴として「背中は黒く、腹部は黄色」をしており、「セグロウミヘビ」という呼称が付されています。

このセグロウミヘビは南海に生息すると言われ、激しい海流にながされて遥々、出雲へやってきています。

セグロウミヘビと出雲大社の龍と蛇の謎:「龍=龍神?」・「蛇=蛇神??」の秘密・由来・意味・歴史の情報

出雲地方では、海蛇が漂着すると神社に奉納される?!


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出雲地方では、海蛇が漂着すると神社へ丁重に祀ります。

海蛇が丁重に祭祀される理由は後述しますが、何と!海岸ごとに漂着した海蛇が奉納される神社が定められています。

これは海蛇が島根半島全体の海岸に流れ着くためです。

各・神社が担当する海岸

  • 稲佐の浜→出雲大社
  • 日御崎海岸→日御埼神社
  • 北浦海岸→佐田神社

出雲地方では古くから海蛇を「龍」とも呼ぶ

出雲地方では、古くから海蛇を「龍」とも呼ぶ実は、島根県・出雲地方に古くから伝わる言い伝えでは、蛇体と呼ばれる「蛇の姿をされた神様にまつわる伝記」が数多く存在しています。

この出雲地方で「海蛇(セグロウミヘビ)」は「神々の先導役」と古くから伝承されており、姿形が神の使いである「龍」とも似ていることから、敬う気持ちと併せて「龍蛇様(りゅうへびさま)」と呼ばれています。

以上のようなことから、神在月に「海へ流れ着いた海蛇」や「捕獲された海蛇」は、「龍蛇様」として出雲大社を含めた出雲地方の各神社へ、手厚く奉安されることになっています。

龍蛇様をお祀りすると、得られるご利益(効果)ってあるの?

龍蛇様は神々の先導役として崇められているだけでなく「火災予防」「水難予防」「商売繁盛」の神様としても信仰されています。

神在祭の参拝者は龍蛇に拝礼するだけではなく、龍蛇の姿を印刷した「龍蛇札」を授かり、それを家でお祀りします。

龍蛇札 出雲大社 10月 神在祭↑龍蛇札

出雲大社のちょっと謎めいている「龍蛇様の神送りの儀式」とは?

神在祭で祀られた龍蛇様の「骸(遺骸)」は信仰の対象として保存されるそうです。

そして、龍蛇様の御霊は「依代(よりしろ/神霊が降臨する場所)」に移され、神送りの行列とともに葬儀の場に送られます。

葬儀の場では「船出の儀式」がヒッソリと行われ、その後に龍蛇様の御霊は、いずこともなく旅立って行くそうです。

これらの一連の神事は夜に行われています。

この神事は出雲大社の宮司はもとより、近くの神社の宮司たちも参加して執り行われ、これら一連の神事を「神送りの儀式(神事)」と呼称します。

では、いったい「龍蛇様」の信仰はいつごろから始まったのでしょうか?

「龍蛇信仰の起源」・「神在祭の起源」と「由来・歴史」

出雲大社の龍と蛇の謎:「龍=龍神?」・「蛇=蛇神??」の秘密・由来・意味・歴史の情報平成の現在まで神在祭がいつごろから始まり「龍蛇様」の信仰がいつ頃始まったのかなどは、現在のところまで不明となっています。

しかし、現在の調査で想定で分かっているのが、室町時代(1336年-1573年)の終わり頃には、すでに龍蛇信仰があり、神在祭が行われていたことが判明しています。

室町時代の神道思想家の談話を記載したとされる「佐陀大社縁起では、神在祭の記述が開始された時には「龍蛇2匹を祭祀した」とあり、さらにこれは「異国からの献上物」と記述されています。

1512年(室町時代)の頃の断片的に残った書物等の記事によると、この異国とは「龍宮」のことで「2匹の龍蛇は夫婦」と解釈されています。

このように断片的な書き物の記述だけでは、信仰の対象になった時期は判りませんが、浜辺に漂着した海蛇は、出雲地方では遠い過去の時代から敬われていたようです。

そして、現在の出雲大社に伝わる「龍蛇信仰」として、受け継がれてきたものと考えられます。

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