出雲大社の近くには歌舞伎の創始者とされる「出雲阿国(おくに)」に由来した「阿国の墓(おくにのはか)」、「阿国の塔(おくにのとう)」と呼ばれるものが残されています。
また、少し離れますが「連歌庵(れんがあん)」と呼ばれる阿国が余生を過ごしたとされる庵も残されています。
本ページでは、出雲大社から徒歩でも行ける阿国と深い関わりのある「連歌庵」をご紹介します。
阿国寺・連歌庵(れんがあん/阿国の草庵)【西蓮寺】
- 正式名称:阿国寺・連歌庵(西蓮寺)
- 住所:
出雲に伝わる伝承では、晩年を出雲の国で過ごしたとされる阿国は、87歳という当時では長寿の部類であった高齢で生涯を終えることになったとされています
晩年の阿国は尼僧になり、お経を音読したり連歌を詠み、その生涯に幕を下ろしたと伝えられています。
この連歌庵は元々、阿国出生の場所である「中村町」にあったと云われておりますが、江戸時代に焼失し創建当初の堂宇を失っています。
以来、複数回、難に遭っていますが、1936年(昭和11年)に現在地に移築する形で再建されています。
ところで‥‥「連歌庵」の名前の由来とは?
なお、”連歌庵”の呼称の由来は「阿国が余生を連歌を詠んで過ごした庵」であることにちなむものです。ウフ
阿国寺・連歌庵の場所(地図)
出雲大社から阿国寺・連歌庵までのアクセス
徒歩での移動ルート
出雲大社拝殿から神楽殿・観光センター方向へ「徒歩約4分」
※観光センターから稲佐の浜(日本海側)へと続く道は古来、「出雲阿国の道」とも呼ばれているようです。
↓
神楽殿・おくにがえり会館の前の道を通行して「島根県神社庁」を目指す
↓徒歩約3分
島根県神社庁の横が「阿国寺(連歌庵)」
- 合計所要時間:約7分
注意点としては、阿国寺には駐車場がありませんので、出雲大社の周辺付近の駐車場へ車を停める必要があります。
出雲大社へ参拝されたのであればそのまま徒歩で行くのがベストです。
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