出雲大社は、島根県の中でも、日本海沿いの端の方にある地域にあります。
しかしながら、例年、正月三が日だけで60万人もの参拝者が訪れる、日本を代表する正月初詣のスポットとなっています。
以下では、正月三が日の島根県・出雲大社の混雑状況や開門閉門時間(営業時間)などをご紹介していきます。
元⽇〜5⽇の⼋⾜⾨内参⼊・楼⾨開⾨時刻
銅⿃居開放 | ⼋⾜⾨内参⼊ | 楼⾨開放 | 祈祷受付開始 | |
---|---|---|---|---|
1月1日 | 大晦日より開放 | 大晦日午後11時 | 午前0時 | 大晦日午後10時30分頃 |
1月2日 | 午前6時 | 午前6時40分 | 午前6時40分 | 午前6時30分 |
1月3日 | 午前6時 | 午前6時40分 | 午前6時40分 | 午前6時30分 |
1月4日 | 午前6時 | 午前8時30分 | 午前8時30分 | 午前8時 |
1月5日 | 午前6時 | 午前7時40分 | 午前7時40分 | 午前7時30分 |
- 出雲大社公式HPはコチラ
項・一覧
- 1 出雲大社の正月(初詣)の営業時間(開門時間・閉門時間)
- 2 出雲大社の正月(初詣)の交通規制と渋滞状況
- 3 出雲大社の交通規制の日程と時間帯
- 4 出雲大社の正月(初詣)の混雑を回避する3つの方法
- 5 1.パーク&ライドを利用する
- 6 2.パーク&バスライドを利用する
- 7 3.最初から公共機関(電車・バス)を利用する
- 8 出雲大社の正月(初詣)でのオススメの駐車場
- 9 出雲大社周辺付近の道路および駐車場混雑状況をリアルタイムで知る方法
- 10 出雲大社の正月(初詣)で混雑する時間帯とは?
- 11 出雲大社がある出雲市の天気と1月の平均気温と服装と積雪の具合
- 12 【補足】出雲大社へ正月(初詣)に参拝するご利益(効果)とは?
- 13 出雲大社の正月(初詣)の行事、イベントの内容と日程
- 14 出雲大社へのお問い合わせ先「住所・電話番号」など
出雲大社の正月(初詣)の営業時間(開門時間・閉門時間)
出雲大社のお正月の基本的な営業時間(開門時間・閉門時間)は、例年、以下の時間帯となっています。
- 6時30分~20時
出雲大社の1月(正月・三が日含む)の基本的な「開門・閉門時間」
月日 | 参拝時間できる時間(開門・閉門) |
---|---|
12月31日 | 6時30分~終日 |
1月1日 | ~20時まで |
1月2日 | 6時30分~20時 |
1月3日 | 6時30分~20時 |
1月4日 | 6時30分~20時 |
1月5日 | 6時30分~20時 |
出雲大社の正月(初詣)の交通規制と渋滞状況
出雲大社の大晦日(12月31日夜)は、おおよそ22時30分~23時になると急激に人出が増えてきます。
この間に431号線は混雑してきて、出雲大社の前の「大駐車場(駐車収容台数:385台バス13台)」、「大社前旧球場臨時駐車場(駐車収容台数:360台)」などが、まず満車になります。
このことを把握していないと、駐車場待ちの渋滞に引っかかってしまい、車内で年を越してしまうことになります。
車への規制に関しては、勢溜り前(神門通り商店街前)の道路431号線で、交通規制が行われています。(商店街の中には車両進入禁止)
431号線は、正月(初詣)の期間(12月31日の22時頃~1月1日の17時頃)までは、かなり混み合いますので、この期間には車での参拝を控えるようにしてください。
出雲大社の交通規制の日程と時間帯




主だった交通規制場所
歩行者天国
- 勢溜の鳥居前の交差点周辺
- 勢溜の鳥居から神門通りを経て、宇迦橋の大鳥居手前まで
一方通行
- かめやま広場手前から北島国造館を経て、古代出雲歴史博物館脇まで
- 大社広域交番から宇迦橋の大鳥居手前までの川沿いの車道
出雲大社の正月(初詣)の混雑を回避する3つの方法
1.パーク&ライドを利用する
一畑電車では、各駅周辺の駐車場と提携し、パークアンドライドのサービスを実施しています。
出雲大社前の431号線上の駐車場には駐車せず、一畑電車沿線に車を停めて、出雲大社前駅からは徒歩で出雲大社を目指すというもので、どうしてもマイカーで移動したい場合には便利です。
年末年始には、臨時の無料駐車場も設置されます。
一畑電鉄沿線付近・周辺の「正月(初詣)期間限定」臨時特設駐車場
以下に、正月期間限定の臨時駐車場を含む、一畑電車各駅のパークアンドバスライドに使える駐車場をご紹介します。
- 臨時駐車場増設期間:12月31日~1月3日まで
大津町駅・正月(初詣)臨時特設駐車場
- 駐車可能台数:130台
川跡駅・正月(初詣)臨時特設駐車場
- 駐車可能台数:34台
雲州平田駅・正月(初詣)臨時特設駐車場
- 駐車可能台数:325台
雲州平田駅は、パークアンドライドには最もおすすめな駅の1つです。
駅周辺に駐車場が多い上、周辺道路の渋滞もあまり心配いりません。
山陰自動車道を利用する場合も、斐川ICまたは宍道ICで降りて、雲州平田駅周辺の駐車場へ行くとスムーズですよ。
一畑口駅・正月(初詣)臨時特設駐車場
- 駐車可能台数:20台
津ノ森駅・正月(初詣)臨時特設駐車場
- 駐車可能台数:11台
秋鹿町駅・正月(初詣)臨時特設駐車場
- 駐車可能台数:10台
松江しんじ湖温泉駅・正月(初詣)臨時特設駐車場
- 駐車可能台数:70台
これらの駐車場へ駐車して、以下にご紹介する、「ミッドナイト電車」に乗っても良いですね。
【一畑電鉄・初詣ミッドナイト電車(初詣前売り往復乗車券)】※PDFダウンロードあり
一畑電車では、例年12月に、「初詣前売り往復乗車券」を発売しています。
値段的にも少しお得で、さらに帰りに切符を買う際の混雑とは無縁となる「往復券」ですので、パークアンドライドをご利用の方は是非!お買い求めください。
なお、運航時刻などの情報は2018年初詣(2017年大晦日から2018年正月まで)のものです。
「初詣前売り往復乗車券」の値段(料金)・販売期間など
値段(料金)
一畑電車の「初詣前売り往復乗車券」の値段(料金)は、利用する区間によって変わってきます。
- 大人320円~1400円(松江宍道湖温泉まで1400円)
- 小人160円~700円
販売期間
- 12月10日~12月31日
通用期間
- 12月31日の一部定期列車・ミッドナイト電車~翌年3月31日
ミッドナイト電車とは、12月31日に松江しんじ湖温泉駅や電鉄出雲駅から出雲大社前駅まで直通運転する、初詣用臨時列車のことです。
「初詣前売り往復乗車券」は、このミッドナイト電車の他、12月31日の、以下の便にも利用できます。
- 松江しんじ湖温泉駅21:54発電鉄出雲市駅行き
(川跡駅22:44発出雲大社前駅行きに乗換) - 電鉄出雲市駅22:33発雲州平田駅行き
(川跡駅22:44発出雲大社前駅行きに乗換)
一畑電車の正月(初詣)期間の運行日程
- 12月29日(火)まで平常通りの運行
- 12月30日(水)休日ダイヤ
- 12月31日(木)休日ダイヤ+初詣ミッドナイト電車
- 1月1日(金)~3日(日)特別ダイヤ
- 1月4日(月)から平常通りの運行
一畑電車の正月(初詣)期間の停車駅と運行時間
「初詣ミッドナイト電車」松江宍道湖温泉方面から出雲大社まで
松江しんじ湖温泉駅:22:25分発
↓
出雲大社前駅:23:21分着
出雲大社前駅:1:40分発
↓
松江しんじ湖温泉駅:2:36分着
「初詣ミッドナイト電車」電鉄出雲市方面から出雲大社まで
電鉄出雲市駅:22時13分発
↓
出雲大社前駅:22時35分着
出雲大社前駅:0時50分・1時50分発
↓
電鉄出雲市駅:1時13分・2時13分着
「初詣前売り往復乗車券」発売窓口
「初詣前売り往復乗車券」は、以下の各駅で購入することができます。
- 松江しんじ湖温泉、津ノ森、一畑口、雲州平田、川跡、大津町、電鉄出雲市、出雲大社前
※出雲大社前駅から出雲大社境内「銅鳥居」までは徒歩15分程度で到着できます。
お問い合わせ先:「一畑電車・営業課(電話番号)」
- 電話番号:0853-62-338
PDF・ダウンロード(一畑電鉄HPより)
2.パーク&バスライドを利用する
正月三が日の出雲大社への初詣には、パークアンドバスライドの利用もおすすめです。
パークアンド「バス」ライドというくらいなので、駐車場に車を停めたら、そこから無料のシャトルバスで出雲大社(吉兆館)まで送ってもらえます!
難点は、「出雲大社(吉兆館)まで」と言いながら、そこから出雲大社までは歩いて20分程度かかってしまうことです。
これは、出雲大社のごく近いエリアで交通規制がかかるので、仕方ないのです。
「それくらいなら歩いても平気!」というあなたは、ぜひご検討ください!
パークアンドバスライド実施駐車場
- 浜山公園駐車場(収容台数400台)
無料シャトルバス運行日程
- 2018年1月1日~1月3日の9時~17時(約20分間隔)
無料シャトルバスのりば
- 浜山公園カミアリーナ前
無料シャトルバス終着地
- ご縁広場(吉兆館)
3.最初から公共機関(電車・バス)を利用する
これがもっとも無難な方法と言えます。
しかし、電車もバスも混雑する時間帯に参拝に訪れると、こちらの方法でも混雑に巻き込まれて、待ち時間で年を越してしまいます。
出雲大社の最寄りの電車の駅は一畑電車の大社線「出雲大社前駅」です。
出雲大社前駅からは、おおよそ徒歩15分ほどで境内入口となる「銅鳥居」まで到着することができます。
JR出雲市駅からは臨時バスが運行!
正月三が日には、通常の路線バスに加え、JR出雲市駅から前出の吉兆館までの臨時バスも運行します。
※こちらの時刻表は2019年正月のものです。変更になる場合がありますので、しまね観光ナビなどで最新情報をご確認ください。
出雲大社の正月(初詣)でのオススメの駐車場
まず、出雲大社の付近周辺の正月(初詣)期間中におけるオススメ駐車場はありません。
出雲大社から少し距離が離れた「旧大社駅前駐車場」や「吉兆館」、「みせん広場」などの駐車場も、正月(初詣)の時期は時間帯によってはスグに満車になります。
ただし、431号線の交通規制は、勢溜の前を中心に朝の9時頃から始まりますので、交通規制のない早朝の時間帯(朝6時30分~8時まで)であれば、混雑も少なく、どこの駐車場も比較的空いています。
8時~8時30分頃を境として、再び、431号線が渋滞してきます。
出雲大社周辺付近の道路および駐車場混雑状況をリアルタイムで知る方法
出雲大社周辺渋滞・駐車場情報提供サイト
大晦日から三が日の出雲大社周辺の渋滞情報・駐車場の空き情報は、大社交通渋滞対策実行委員会の公式サイトで確認できます!
島根県道路カメラ情報サイト
県内の道路のライブカメラ映像を確認できるサービスもあります。
混雑が予想される時にお車でお出かけの方は、ぜひご確認ください。島根県土木部道路維持課による公式サイトからも定点カメラによるライブストリーミング映像が見れます。(スマートフォンからでも見られます)
出雲大社神門通りの状況(ライブカメラ)
島根県観光連の公式サイト「しまね観光ナビ」では、神門通りの様子も定点カメラによるリアルタイム放送しています。
出雲大社周辺の駐車場については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
【これ必見!】出雲大社の付近・周辺の駐車場一覧 「料金(有料・無料)・営業時間」など(地図PDFダウンロードあり)
知っておかなければならない!!出雲大社の駐車場(臨時)の混雑状況「お盆・神在月(10月)・正月(大晦日・元旦)・GW」
※出雲大社周辺には施設やお店、病院などが、出雲大社の参拝者向けに休日に駐車場を無料開放する「おもてなし駐車場」もありますので、チェックしてみてください。
出雲大社の正月(初詣)で混雑する時間帯とは?
大晦日(12月31日)22時30分~翌1月1日の朝4時頃
大晦日、出雲大社の最も混雑する時間帯は、22時30分~翌1月1日の朝4時頃までです。
この時間帯は、係の方の誘導がありますので、押し合いへし合いせずに、指示に従って進んでください。
例年、天候にもよりますが、平均で約1~2時間、特に長い場合は3時間待ちです。
また、一畑電車も大変、混雑します。
駅を降りた瞬間から、すでに行列に並ぶことになります。
朝の4時が近づくにつれて、年越し・初詣組が帰路に就き、徐々に空いてきます。
元旦(1月1日)10時~17時頃
次なる初詣ラッシュアワーは、午前10時~17時頃です。
正月の三が日(1月1日、1月2日、3日)の午前10時~16時頃の間は、旅行各社が行っている「バスツアー」の参拝客が、たくさん到着します。
特にお昼過ぎは、お賽銭箱(御本殿前)までの待ち時間が2、3時間ほど必要になることもあります。
出雲大社の正月(初詣)で混雑する時間帯・空いている時間帯(日別)
12月31日
- 混んでいる時間:22時30分~翌1日の4時頃
1月1日
- 混んでいる時間:9時30分~17時頃
- 空いている時間:18時~20時
1月2日
- 混んでいる時間:10時~16時30分頃
- 空いている時間:18時~20時
1月3日
- 混んでいる時間:11時~15時30分頃
- 空いている時間:18時~20時
1月4日
例年4日には初詣の人出もひと段落し、待ち時間もほとんどなく、落ち着いて参拝できるようになります。
2018年の1月4日は平日なので、大混雑の心配は、まずいりません。
出雲大社の三が日のオススメの参拝時間!
- 17時~20時(12月31日除く)
- 6時30分~8時30分頃
出雲大社の正月(初詣)の口コミ・評判
出雲大社がある出雲市の天気と1月の平均気温と服装と積雪の具合
出雲大社の正月の平均気温は「8℃前後」で、夜になるともちろん更に寒くなります。
出雲大社がある出雲市の1月~2月は、もっとも寒さの厳しい季節です。
したがって、服装はコートやジャンパー、耳あて(耳パッド)、ホッカイロ、セーターなどを2重3重に着込む必要があります。
特に12月31日(大晦日)は、寒い中、待ち時間が発生します。
くれぐれも暖かくして参拝へお出かけください。
参拝へ訪れて風邪をひいてしまったのでは、ご利益どころの話ではなくなってしまいます。
そして、忘れてはならないのが車の雪対策です。
車で初詣に訪れる場合はタイヤに「チェーン」や「スタッドレスタイヤ」を装備する必要があります。
出雲市に雪が降ることはあまりありませんが、松江市の近郊では積雪がありますし、道路の凍結も心配です。
(松江市ではこの時期気温が0℃以下になることも珍しくありません。)
雪が降れば、路面が滑りやすくなっていますので注意が必要です。
【補足】出雲大社へ正月(初詣)に参拝するご利益(効果)とは?
出雲大社の正月の初詣のご利益(効果)
- 縁結び
- 厄除け
- 家内安全
- 事業繁栄
- 学業成就
御祭神である「大国主大神」は、縁結びのご利益(御神力)が、特に強いといわれています。
また、大国主大神は大黒天(大黒さま)と混同されてきた歴史もあり、古来「招福の神」ともされています。
出雲大社の正月(初詣)の行事、イベントの内容と日程
出雲大社では、以下の日程で正月(初詣)の行事・イベントがあります。
12月31日
- 「除夜祭」:21時30分~
翌1月1日
「御飯供祭(ごはんくさい)」:朝7時~..えぇっ?ゴハンが臭い?
「大御饌祭」:朝7時~
玄米の御飯などのお供え物して、天皇家(御皇室)と、国民の繁栄を祈願します。
「神剣拝戴の儀」:朝7時~
出雲大社の國造(宮司)によって御本殿内にお祀りされている「神剣」をご拝借し、御祭神の大國主大神に対しての、新年の心新たな誠意を捧げます。
1月3日
「福迎祭」:午前1時(深夜)~
出雲大社の神域にある「三歳社」にての行事です。
深夜の1時に執り行われます。
「三歳社」にて、お祈りを捧げて1年の厄を祓い「福」を授かります。
一般の方も参加ができる行事で、参拝に帰りに「福柴(ふくしば)」を戴けます。
三歳社は出雲大社の本殿の後方、八雲山の麓に位置します。(山中にある社です。)
1月5日
「説教始祭」:朝9時~
この国をお造りになられた大国主大神の伝承を伝え語り、心新たに大国主大神にお祈りを捧げ、心身を引き締める儀式です。
出雲大社へのお問い合わせ先「住所・電話番号」など
住所:島根県出雲市大社町杵築東
電話番号:0853-53-3100(出雲大社/社務所)
終わりに・・
大国主大神は、縁結びに、強い御神徳(ご利益)を持った神様です。
何事も始まりが肝心ともいいます。
1年の始まりに、出雲大社へ参拝して、ぜひ、ご縁の深まる1年にしてください。
大国主大神に対して、真面目にお祈りをすれば、きっと、今年1年は、良いご縁を授かることができます。
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