出雲大社・神在祭「縁結大祭(幸縁むすび祈念絵馬)」の受付場所・受付時間・申し込み方法・当日の服装など

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縁結大祭とは?

縁結大祭画像引用先:出雲大社

「神在祭」が執り行われた後に、次は「縁結大祭(えんむすびたいさい)」が執り行われます。

縁結大祭は「旧暦10月15日と10月17日」の午前10時から御本殿にて執り行われます。

縁結び大祭とは神謀り(会議)を行なうために日本全国各地から来訪していただいている八百万の神々と大国主大神に「良縁・幸縁」をお授けいただくよう祈願するご祈祷になります。

したがって、誰でも参加ができる祭典ではなく、ご祈祷を申し込んだ方のみが参加できる祭典になります。

縁結大祭のご利益

縁結大祭に参列することで、幸縁を結んでいただくことができます。

幸縁とは「こうえん」と読み、幸縁とは、より良い御縁と巡り合い、幸せを呼び込むことです。

神謀りの最中にご祈祷を捧げることで「霊験あらたかな良きご利益」を授かることができます。




縁結大祭(幸縁むすび祈念絵馬)の申し込み方法

縁結大祭を申し込むと「幸縁むすび祈念絵馬」が渡されます。

幸縁むすび祈念絵馬とは、通常の絵馬と同じ木製の絵馬で、中央に織姫?と彦星?の絵柄がカラフルに描かれています。

この絵馬を裏返すと文字が書けるようになっていますので、ここにお願い事を書きます。

縁結大祭のご祈祷場所

  • 出雲大社御本殿
縁結大祭の祈祷料

  • 5000円 
縁結大祭の所要時間

  • 約1時間30分
縁結大祭の参加定員

  • 約2000人※定員になれば受付終了
縁結大祭の当日の参加受付場所

  • 銅鳥居前の受付テント
縁結大祭の受付時間

  • 午前8時から

縁結大祭の授与品(お守り・御札など)

幸縁むすび祈念絵馬、縁結大祭御守、幸縁むすび御祈絲(みほぎいと)、お菓子(落雁/らくがん)など。

御祈絲とは出雲大社で授かることのできる縁結びの糸と同様に「緑・白・紅」の糸がより合わせてミサンガのようになっている糸です。

実際にミサンガのようにして身に付けることで良いご利益を授かることができそうです。

幸縁むすび祈念絵馬は境内に絵馬を掛ける場所があるので、ソチラへ掛けて帰宅するか、もしくは持って帰ってお祀りしても良いそうです。

おそらく大半の方は掛けて帰るハズです。

縁結大祭の申し込み方法

縁結大祭は、事前にハガキで申し込む必要があります。

ハガキでの申し込み方法は、おおよそ1カ月前に出雲大社のホームページにて告知があります。

ハガキは「往復はがき」を使用します。往復ハガキは1枚で1名分となります。

ハガキの書き方の例

返信面の書き方

返信面のハガキの表面には郵便番号、申込者の住所・氏名を記入します。

返信面の裏面には何も記入ぜず、白紙のままにします。この欄は出雲大社の方が返信するときに記入されます。

往信面の書き方

往信面の表面には「十一月○○日斉行の縁結大祭に参列を希望します」と書きます。○○には参加希望日を記入します。さらに郵便番号、申込者住所、申込者氏名、電話番号を記入します。

往信面の裏面には出雲大社へ郵送しますので出雲大社の住所、郵便番号、宛先を記入します。

  • 郵便番号:699-0701
  • 住所:出雲市大社町杵築東195出雲大社社務所内
  • 宛先:縁結大祭係 行

書き終えたら郵送します。

縁結大祭のハガキの書き方の例

縁結大祭の申し込み方法画像引用先:出雲大社

縁結大祭の応募期間

例年、その年の「神在祭」が終わったあとの10月18日から11月10日まで【11月10日必着】

 消印なしのため必着。

 応募期間内に定員になった場合は受付終了。

縁結大祭の概要

すでに上述した通り、縁結大祭の会場は御本殿になります。

出雲国造(宮司)他、神職の方が祝詞を奏上します。

さらに普通の祝詞だけではなく、祈願を込めた特別の祝詞が宮司により奏上されます。

祝詞の奏上が終わると今度は「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」を執り行います。

縁結大祭の玉串拝礼の所作(仕方)

ちなみに”玉串”とは「紙垂(しで)」が付いた「榊(さかき)の枝」になります。

玉串拝礼はそんなに難しいことではなく、神職や巫女さんの指南で簡単に行えます。

玉串拝礼の順番
  1. まず、神職の方から手渡される玉串の根元(枝)を右手でソっと持ち、左手の手のひらで玉串の中央を持ちます。
  2. その玉串を胸の高さぐらいまで持ち上げて”案”と呼ばれる机前まで進み軽く30度くらいの”おじぎ”を行います。
  3. 次にそのまま机前にて右手を引く形で玉串を時計回りに90度回し、枝を自分の方へ向けます。
  4. 葉を持った左手を今度は枝へ持ち替えて、両手で枝を持ち祈りを捧げます。
  5. 今度は葉が自分の方へ枝が神前に向く形で再び90度回します。つまり1周させたことになります。
  6. 玉串(榊)はそのまま案に置いて1歩下がります。
  7. 1歩下がった位置にて2回、90度の”おじぎ”(二礼)をします。
  8. 肩の広さに両手を広げて2回、拍手(手を打つ)します。
  9. 最後にもう1回、90度の”おじぎ”をします。

要約すると、手渡された玉串を両手で受けて、葉を自分に向けて御神前(案)に奉納します。

そのあとに所作(二礼四拍手一礼など)を行います。

神社でご祈祷をお受けにられた方であれば、ある程度お分かりになると思います。

この玉串拝礼は47都道府県の代表の方が行い、この代表の方と参列者も一緒に拝礼・所作を行います。

またこの拝礼の際、同時に「幸縁むすび祈念絵馬」も奉納します。

祭典が終了した後、境内の奉納所に「幸縁むすび祈念絵馬」を結びつけます。(持ち帰りも可能)




縁結大祭に参列する際の服装

縁結大祭での控えるべき服装

上着

  • 革ジャン
  • 派手で奇抜な配色の服
  • 露出の多い服・肩が見える服
ズボン

  • ジーパン
  • カーゴパンツ
  • おパンツが見えているような短い丈のスカート
  • スケスケの生地のスカート・ズボン
  • 派手で奇抜な配色のズボン

  • サンダル・ハイヒール

縁結大祭での理想的な服装

上着

スーツ、ジャケット

ズボン

派手でない綿パン(黒か白)


革靴、単色(白か黒)のスニーカー

髪型

センター分け
七三(八二ぐらいまではなんとかセーフ。九一になると不自然でしかありません。九一は他人を失笑させてしまうことになり逆に悪い印象を与えてしまいます。)
オールバック
ポニーテール
おさげ
普通の髪型
髪色は男性は黒系の色が好ましいです。女性は奇抜なアニメカラー(緑・青・赤など)でなければ良いでしょう。オホ

縁結大祭の混雑状況

縁結大祭は銅鳥居前のテントで受付を行っていますが、銅鳥居前から勢溜の鳥居までの参道をズラ~っと受付待ちの行列ができます。

これに関しては回避方法がないので並ぶ他ありません。

ただし休日か平日、もしくは境内へ訪れる時間帯によって順番待ちの時間は変わると思います。

受付開始時刻の午前8時の30分ほど前に行けば比較的空いているハズです。

出雲大社・縁結大祭のお問い合わせ先

出雲大社・社務所

住所:出雲市大社町杵築東195出雲大社社務所内
電話番号:0853-53-3100
電話受付可能時間:午前8時30分~午後17時
URL:http://www.izumooyashiro.or.jp/enmusubitaisai.htm

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