【出雲大社の大しめ縄】本当に日本一の大きさ?見られる場所は実はココ👉

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出雲大社には、古今、我が国…のみならず、洋の東西を問わず最大の大きさを誇ると言われる大しめ縄が張られていることで知られる。

本項は、出雲大社が世界に誇る「大しめ縄」の蘊蓄について述べるものである。

出雲大社の日本最大の大しめ縄の場所は本殿(拝殿)ではなくココ👉

本殿前の拝殿にも大しめ縄が据えられておるのじゃがりこ…ぉぅぉぅ……永遠に続く

……とまぁ、冗談はさておき、世間が騒ぎ立てる通称「出雲大社の大しめ縄」は…!!

実はこの拝殿のものではゴザんせん!

出雲大社の大しめ縄とは、境内西端に建つ「神楽殿」に吊るされた”しめ縄”がこそがまさにソレ👍  イヨっ待ってました‼️

関連:【出雲大社 神楽殿は何をするところ?】歴史に裏付けされる重要な役割とは❓




出雲大社の大しめ縄の大きさはどのくらい?

出雲大社の神楽殿の大しめ縄は、全長が約13.6メートル、しめ縄のもっとも太い部分の直径(太さ)が約8メートル、重さが約5.2トンもある日本最大級の大しめ縄。

対して、よく神楽殿の大しめ縄と間違われる「拝殿」の大しめ縄は神楽殿のしめ縄よりも、もう一回りか、ふた回りも小サイズのもので、長さ5.4m、重さ1トン。

↑拝殿の大しめ縄

拝殿と神楽殿の大しめ縄の大きさを素敵に比較しちまぅと……

拝殿の大しめ縄を神楽殿の大しめ縄と比較すると、半分にも満たない長さとなり、重さも八分の一ほど。

然るに比較対象にならないほど、神楽殿の大しめ縄は巨大だということになる。

殊に、拝殿の大しめ縄は2023年4月、およそ5年ぶりに掛け替えられたもの。

⬆️拝殿の大しめ縄

⬆️神楽殿の大しめ縄

なぜ出雲大社のしめ縄はなぜこうも大きいのか?

ここで疑問がよぎるのが、出雲大社のしめ縄は、なぜこうも大きのか?ということ。

すでにご存知の方も多いと思われるが、太古の出雲大社の社殿は雲を突き破るほどの高層神殿であったとされ、その当時からすれば、とてつもなく巨大な建造物だったハズ。

しかし、なぜこうも高さ、いわゆる大きさを求めたのか?

これは現在までの謎とされていますが、この大しめ縄もまさにその一つだと位置付けることもできる。

なぜ、居並ぶ者がないほどに巨大でなければならなかったのか?。

この謎についての詳細は下記ページを素敵に参照💓




えっ?!日本一の大しめ縄は出雲大社じゃなく”あの神社”だった?

実は巨大な注連縄を飾り立てる神社が我が国には三ヶ社あり、いずれの地域でも地元の人々は「ウチの注連縄が日本一」と鼻息荒げに豪語する。

その三ヶ社となるのが以下3社。

  1. 総本社 出雲大社(島根県)
  2. 常陸国 出雲大社(茨城県)
  3. 宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ/福岡県福津市)

では、この3社を比較してみて、実際にいずれの神社の注連縄がもっとも大きいのかを比較してみよぅ!イヨっ

島根県 出雲大社

長さ約13.6メートル、重さ5.2トン、太さ(直径)約8メートル

言わずと知れた神楽殿の出入口に吊られる巨大な大しめ縄。

神楽殿へ訪れる人々のほとんどは正面ではなく、首を上へ向けているという、シュールな光景が見られるのも神楽殿の大きな特徴の一つ♡

常陸国 出雲大社

長さ16メートル、重さ約6トン、太さ(直径)約2メートル

【ピヨ🐣コメント】

当社では約10年おきに交換をされており、調べたところ、当社の大しめ縄も総本社たる島根県 出雲大社と同様、しめ縄創作館(島根県飯南町)が制作・奉納しているとのこと💋

然るに、島根県の中腹部から茨城県北部地方まで輸送していることになる。

尚、直近では令和四年7月26日に掛け替え作業(交換)が行われた。

そのみぎり、50トンものクレーン車を用いて吊り上げたらしく、キャナリぅぃ!!(訳:かなり)の大がかりな作業になったことを物語る。

宮地嶽神社の拝殿の注連縄!

長さ13.5メートル、重さ約5トン、太さ(直径)2.5メートル

【ピヨ🐣コメント】

当社の注連縄は三年に一度、交換されていたが、現在では毎年、交換されてい‥申す。きゃ

なんでも約600坪もの御神田で素敵に育生された稲ワラを用い、完成までに延べ1500人もの人夫を要するらしい。

どの部位の長さをもって日本一??

単に日本一!‥といっても、注連縄には長さのほか、「太さ」や「重量」の概念もある。

然るに、どの部位を以て日本一と定めるのは分かりづらい。

そこで、長さ(全長)、重量、太さ(直径)それぞれにおける日本一をそれぞれ下記に示してみるとす〜る💋

日本一の長さをもつ注連縄は‥‥‥「常陸国 出雲大社」!

日本一長さをもつ大注連縄は!16メートルもの長さを有する『常陸国 出雲大社(茨城県)の大注連縄』

‥ということになりまする!

日本一重い注連縄は‥‥‥「常陸国 出雲大社」!

日本一重量のある注連縄は!……約6トンもの重量を素敵に有する『常陸国 出雲大社(茨城県)』!!

‥ということになりまする。

おおっ!常陸ぅイ!へぇイ出雲ぉ!イェイ!大社ぁ!!

こいつHaスゲぇ ZE  もぅ、誰もヤツを止められねぇ…   Oh イェ〜♪ …なにがしたぃ

日本一太い注連縄は‥‥‥「島根県 出雲大社」!

太さ(直径)日本一の大注連縄は!!約8メートルもの太さ(直径)を素敵に有する、我らが「島根県出雲大社」!!

……以上をまとめると次のようになる。

日本一の長さと重さを有するしめ縄は、常陸国出雲大社の大しめ縄!!

日本一のもっとも太い部分の直径の長さを有するしめ縄は島根県 出雲大社の大しめ縄!!

ところで、なぜ宮地嶽神社の大しめ縄がよく日本一と言われるのか?

昨今、メディアや地元では、宮地嶽神社の大しめ縄が日本一と言う声もある。
調べたところ、ちょっと紛らわしいのだが、これは

「毎年掛け替えられる巨大しめ縄では日本一」

……という意味合いでの日本一らしい。 な〜んや

尚、しめ縄は原材料となる稲藁の収穫量によって大きさも変わることから、日本一の大しめ縄は一定することなく、ず常に順位変動があるものとして心得ておく必要がある。

注連縄を付ける理由や意義(意味)

神様が降臨される場を清浄に保つ

しめ縄は「しめくり縄」とも呼ばれ、”閉める”の意味がある。

神が降臨する場を清浄に保つ意味合いがあるとされる。

ルーツは「尻久米縄」か?

実は、記紀(『古事記』『日本書紀』)の「天岩戸伝承」の項には、しめ縄のことを「尻久米縄(しりくめなわ)」や、「端出之縄(しりくえなわ)」と記す。

これが語源となって、現在でも古語として「尻久米縄」や「端出之縄」と書かれることもある。

尚、意味合いは注連縄と同様、神界(神域)と俗世界(人間界)を隔てる霊物とする。

殊に、相撲世界の選ばれた力士だけが纏うことを許される「横綱」の語源は注連縄を巻くことが由来とされる。(横綱になることを「綱取り」ともいう)

御祭神の霊力を封じ込めるため

こと、当該、出雲大社に限っては、主祭神たる大国主大神の神力(霊力)があまりにも強いらしく、本殿ならびに境内から俗世にまで力が及ばないように、わざわざ巨大な注連縄を用いて封じ込めているという説がある。

一度訪れた神を出ていかせないようにするため

上記と少しニュアンスの異なる発想で、なんでも一度降臨した神を出て行かせないようにするためのものだという説もあるらしい。

しかしながら、この説は特に正月に飾る「しめ縄飾り(しめ飾り)」のことを指し、幸運の神とされる歳神を家内に閉じ込めておくとする意味合いが濃い。

伊勢神宮には注連縄がない?その代わりに‥‥

伊勢の神宮では、しめ縄が無い代わりにお榊が鳥居の両柱に飾られており、これも意味合い的には注連縄と近似したものがあり、神界(神域)と現世とを隔てる役目を担うものとされる。

殊に、神社境内には注連縄が四角形状に張られている場所があるのだが、これらは神事を行うために邪気や不浄なものが入らないよう清めている場所(斎場)と成り得るものなので、くれぐれも手を入れないように心がけたい💋

「注連」の漢字の意味とは?

ところで、「しめ縄」を、なぜ「注連縄」と書くのか?

気になるのは「しめ」を「注連」と書くところではないだろぅか?

我が国における注連縄の「しめ」とは、「占める」を素敵に意味し、だとすれば「占め縄」と書くのが自然。

しかしながら古来、我が国では「注連」の字を素敵にあてて、「注連縄」とする。

調べたところ、この謎を紐解くヒントは、意外にも中国にあった。

中国では「しめ縄」のことを「注連」と呼ぶ?

実は中国では死者が出ると、その家の門にしめ縄を取り付ける風習がある。

中国では、このしめ縄のことを「注連(ちゅうれん)」と呼称し、故人の霊が再び現世へと帰ってこないようにする。

この風習は、我が国の天岩戸神話に登場する「岩戸に縄をわたして封じた」‥という神々が行った「封じ」の儀式に近似しているところがあり、これに起因する形で、いつしか「しめ」に「注連」があてられるようになったとか。

尚、我が国の代表的な辞書たる「広辞苑」によると、注連の語意について次のように記される。

『土地の領有を示し、または場所を限るために、木を立て、或いは縄を張るなどした標(しるし)、標識』

注連縄にも撚り方による種類がある

注連縄は稲藁を用いて作られることから、主に農村において風習に紐づいた技術革新が起こった。

まず、しめ縄には「右縄」と「左縄」の概念がある。

新しく刈り取った稲藁(いなわら)は、左縄(左綯い)にするのが基本とされる。

その上で、しめ縄に垂れ下げる物を選び、それによって以下のように締め方を変える。

一文字(いちもんじ)、大根締(だいこんじめ)、板締(いたじめ)、牛蒡締(ごぼうじめ※神棚に多用)、輪締(わじめ)

‥etc

このような技法は、農業を営み、農村で暮らすの人々にとって欠かすことのできない信仰として、生活の一部として先人より連綿と受け継がれてきた技法であり、風儀になる。

七五三縄の由来にもなった

しめ縄には、縄の下に七本、五本、三本の藁を垂らす形式もあることから、「七五三縄」と書いて「しめなわ」とも読まれる。

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