【「出雲大社教」と「出雲教」の違いとは?】出雲大社との関係とは?

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「出雲大社教」とは?出雲大社の関係とは?

↑出雲大社教教主の屋敷「千家国造館」

全国各地にできた、布教活動の信仰組織を結集統合したものが、出雲大社教の起源で、1873年に当時の出雲大社の「千家尊福(せんげ たかとみ)宮司」が創設した教団です。

後述の出雲教の教団と合わせると日本全国になんと!860余もの分社があるとのこと。

尚、当教団は1882年の「神官教導職分離令」において「神職の布教活動が禁止」されたため、出雲大社より独立して別組織となっていた。

しかし、1951年に出雲大社は国家管理を離れたため、1882年の分離令は失効。

その後は出雲大社に復帰合併して、出雲大社の職員が出雲大社教の職員を兼ねてい‥申す。ひょ

殊に、出雲大社教の教主、すなわち出雲大社宮司、すなわち当代の出雲国造が暮らす屋敷が出雲大社 神楽殿の隣地にあり、名前を「千家国造館」と称する。

関連:【千家国造館】役割と内部には何がある?御朱印やお守りはもらえる?




「出雲教」とは?出雲大社の関係とは?

↑北島国造館 拝殿(本殿)外観

出雲教は第76代国造「北島脩孝(きたじまながのり)」が創設した教団ですが、1882年の「神官教導職分離令」において神職の布教活動が禁止されたため、千家家と同じように「出雲教」を創設して独立しています。

宮司は千家家が継承していることで一般的に出雲大社教がメジャーとなっていますが、信徒数は少ないものの出雲地方を中心に根強い信徒を抱え、現在も出雲教として存在しています。

教理は出雲大社教と同じく出雲大社の主祭神たる大国主大神の利生を核とした出雲信仰をもとにして活動している宗教団体です。

なお、ご存知でない方が大半だと思いますが、出雲教の総本社となるのが、出雲大社境内の東門から出たとことにある「北島国造館」です。

北島国造館の敷地内は一般の立入自由。拝殿(本殿)にて礼拝もできて、御朱印やお守りまでいただくことが、素敵に無敵にできちゃぅ💋

また、当館内には茫洋とした静謐に満ちた庭園があり、期間限定のお店などが出店することもあるので、タイミングさえ合えば、立ち寄ってみるのも良い。

なお、冒頭の千家国造館は一般は立入できないので素敵に無敵に要注意♡

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