玉造温泉・玉作湯神社【国指定史跡】

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玉造温泉・玉作湯神社【国指定史跡】

玉作湯神社・本殿

創建年

733年(天平5年)

再建年

1857年(安政4年)

建築様式(造り)

切妻造
妻入
※大社造り

屋根の造り

檜皮葺

千木の形

外削ぎ

鰹木の本数

3本

御祭神

主祭神:櫛明玉神
相殿神:大名持神
相殿神:少彦名神

例祭日

7月15日(夏祭り)
10月10日(例大祭)

ご利益

宝石業界の繁栄
技術の向上
諸祈願成就

玉作湯神社の読み方

玉作湯神社は「たまつくりゆじんじゃ」と読みます。
しかし江戸時代には「湯船明神」や「湯船大明神」とも呼称されていたようです。
またそれ以前では「玉作湯社」や「由宇社」とも呼称されていたようです。
現在の玉作湯神社の社名は明治維新後に付された名前になります。

玉作湯神社の歴史・由来

玉作湯神社の創建年は不明とされていますが、出雲国風土記の記述によると733年(天平5年/奈良時代)の創建と伝えられています。
1558年(永禄元年)には殿舎の部材から「湯姫大明神」と刻まれた文字が見つかっているようです。
いずれにしても、時代を経る過程で名前がかなり移り変わっていることが分かります。
これは上古の時代からこの地に温泉が湧き出ており、温泉に目を付けた権力者たちがこぞってこの地の支配権を掌握しようとした可能性が示唆されます。

飛鳥時代から平安時代前期にかけて編纂された「六国史(りっこくし)」にも「湯坐志去日女命」の名前が記述されており、859年(貞観元年)にこの記述が見つかっています。

神社の社格を記した有名な「延喜式の神名帳」には「出雲国意宇郡」の「玉作湯神社」と「同社坐韓国伊太氐神社」・・などの記述があり、まだこれら以外に名前があった可能性も考えられます。

玉作湯神社の3柱の御祭神


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櫛明玉命

玉作湯神社の主祭神・櫛明玉命は「くしあかるたまのかみ 」と読み、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨で地上へ降った5柱の神の1柱でもあります。

この神様が残した偉業として有名なものが、かの三種の神器「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を制作して天照大御神に献上しています。

以上のようなことから後世においては「玉作りの神」と伝えられています。

また以下のような別名をいくつか持つ神様でもあります。

  • 玉屋命・天櫛明玉命・玉祖命・天明玉命..etc

大名持命

大名持命は「おおなもちのみこと」と読み、これは島根県・出雲大社にご鎮座される「大国主大神」のことです。縁結びの大神であり、現在の日本を作ったことから国造りの神・国家繁栄の神とも云われています。

少彦名命

少彦名命は大国主大神の葦原中つ国を造る手伝いをした神様です。
国造りで疲れた大国主大神の身体を温泉で癒したと云われております。
ちなみにこの温泉というのが四国の道後温泉と言い伝えられています。
以上のことから「温泉療法・温泉守護の神」他には「酒造りの神」と云われております。

玉作湯神社の見どころ

玉作湯神社の「叶い石」

玉作湯神社・叶い石叶い石は社務所で授与(購入)するお守りです。

600円で「叶い石セット」を授かることができて、この中に叶い石が入っています。

「叶い石セット」の中身

  • 叶い石
  • 願い札(2枚複写式)
  • お守り入れの袋

「叶い石セット」の使用方法

まず「叶い石セット」の中から叶い石を取り出します。

次に社務所から拝殿の方まで移動して本殿の脇にある「願い石」の前に流れ出ている御神水(湧水)で「叶い石」を洗い清めます。

願い石 湧水
洗い清めた後は、願い石に叶い石を引っ付けて、願い石からパワーを叶い石へ送りこみます。同時に祈願も3回行います。

次に拝殿まで移動して願い札に願い事を書きます。
この願い札は2枚複写式になっていますので、ペラっとめくれます。

めくって2枚になった願い札のうちの1枚を拝殿の願い札納入箱に奉納します。

最後に和柄のお守り入れの袋に残ったもう1枚の願い札と叶い石を入れて完成です。
後はお守りとして肌身に近い場所で持ち歩きます。

叶い石の種類

ちなみにこの叶い石ですが、なんでもまったく同じ石ではなく色合いがことなる石があり、つまりは種類があるようです。
種類があるということはその石それぞれ持つパワーが異なるということです。
種類(色)の例としては、「緑」「赤」「黒」「紫」「白」になります。
この他にも種類があるはずです。
友人や恋人、家族と訪れた場合は、是非!見せ合っこしてみてください。

玉作湯神社の「願い石」

玉作湯神社 願い石玉作湯神社の社伝によると太古の昔から、この願い石は玉作湯神社に存在し、なんでも上述の主祭神であり、玉造の祖先神「櫛明玉命」の御霊が宿る石「御神石」と言い伝えがあるようです。
この石にソっと触れて祈願をすることで不思議な力を授かることができるようです。
また願い石の手前の竹筒から流れ出ている御神水は湧き水になります。
太古の昔、櫛明玉神は、この湧き水で八尺瓊勾玉を洗い清めたと伝えられています。

願い石の混雑状況と待ち時間

実は近年、この玉作湯神社が様々な媒体で紹介されたことによって、すっかりメジャーな観光スポットになっています。
そんなことから特に土日祝日に関してはこの願い石に行列が発生し、待ち時間が発生するようです。
待ち時間も20分から30分ほど並ぶこともあるかと思います。
と、なると・・少し旅のスケジュールの調整が必要になってくるかもしれませんね。ウフ

玉作湯神社・宮橋(恋叶橋)

宮橋玉作湯神社の境内の外、鳥居の正面には真っ赤な橋が架かっています。

この橋の名前を宮橋、通称・「恋叶橋」と言います。
この橋と玉作湯神社が入るアングルで写真を撮ると、恋が成就するそうです。お試しあれ!ア~レ~

御神木「ゆひめ椿」

御神木・ゆひめ椿境内には「ゆひめ椿」と言う椿が御神木として祀られています。
この椿には神様がお宿りしており、その名前を「湯姫(ゆひめ)大明神」と呼称するようです。
上述の歴史でご紹介した通り、古くからこの玉作湯神社の地に鎮座される神様で美肌の神様なんだそうです。
美肌をゲットしたい方はシッカリと祈願しておいてください。

出雲玉作遺跡出土品収納庫

出雲玉作遺跡出土品収納庫境内入口付近の社務所の奥の階段を昇ると途中に山型をした滑稽な建物があります。
この建物は「出雲玉作遺跡出土品収納庫」という倉庫になります。
この倉庫の中に収納されている宝物は、昭和44年から46年に花仙山近くで発見された遺跡の出土品になります。
1977年6月11日には国の重要文化財の指定を受けています。
花仙山の遺跡では、碧玉(へきぎよく)・瑪瑙(めのう)・水晶・滑石(かつせき)が発見されており、これらの石は勾玉を制作する際の「玉材」になります。
つまり出雲・玉造で太古の時代、実際に勾玉が制作されていた物証となるものです。
出土品なので見学したいところですが、残念ながら普段は閉じられているようです。
年に数回、開扉して収納庫の中の出土品を観れるようです。

出土品一覧

  • 玉類及同未成品 184箇
  • 砥石残闕共 162箇
  • 硝子塊 11箇
  • 坩堝残片等

玉作湯神社にも御朱印があるぅ??

玉作湯神社・御朱印この玉作湯神社でも御朱印を授与することができます。
玉作湯神社の御朱印は中央に大きく「玉作湯神社」の墨書きがあり、さらに朱印が2つ押印されています。
左側に「出雲国 玉造」右側には「年月日」が墨書きされています。

  • 御朱印の値段:300円

御朱印の授与時間は社務所の営業時間(後述しています)に比例します。

【補足】清厳寺の御朱印

おしろい地蔵さま御朱印 これは余談ですが、付近に位置する清厳寺(おしろい地蔵)にも御朱印が存在します。

中央に大きく「おしろい地蔵さま」と墨書きがあり、右側に「温泉山」の墨書き、左側には参拝年月日が墨書きされています。特徴としては朱印の押印が全部で5個もあります。

玉作湯神社へ訪れた際は是非!清厳寺へも参拝してみてください。

玉作湯神社の参拝料金・営業時間・定休日

参拝料金:無料
参拝可能時間:24時間参拝可能
社務所の営業時間:平日9時から18時まで土日祝日8時から19時まで
定休日:なし(年中無休)

玉作湯神社へのお問い合わせ先

住所:松江市玉造町玉造508
電話番号:0852-62-0006(玉作湯神社社務所)

玉作湯神社の場所とアクセス(行き方)

玉作湯神社は「湯薬師堂」の隣に位置します。
最寄りのバス停は「玉造温泉バス停」になります。
旅館からの距離は約300m、所要時間は約5分です。
駐車場:玉作湯神社の入口正面の鳥居の前に駐車場があります。
収納可能台数は乗用車約20台ほどです。

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