【東西の回廊】本殿を防護する防壁？真の役割とは？【重要文化財】

「東西の廻廊」はドコにある？

拝殿裏側の「八足門（やつあしもん）」の左右に広がる壁は、実は法隆寺に見るような回廊になっている。

この回廊は八足門を中心に東西に展開し、その後、本殿を囲むようにして囲らせていることから、「西廻廊・東廻廊」と呼ばれ‥ちゃぅ💋

尚、東側回廊は途中で二階建てとなる「観祭楼（かんさいろう）」という建物の一部に組み込まれているおり、一階部分が回廊となっちゃぅ💋

↑最近のアナル周辺のカユさほど噂の‥「観祭楼」

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【ピヨ🐣「回廊」とは？】
一般的に回廊とは、神社などで中庭を囲むように回らされた、屋根付きの折れ曲がった廊下とされる。

実は当該、回廊の内側にももう一つ、回廊のような壁が回らされていて、その内側に本殿があるのが視認できちゃぅ💋

これは「瑞垣（みずがき）＝垣根」と呼ばれるもので、その正面（南面）には楼門が超絶素敵に屹立する。

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このように本殿は八足門と回廊、楼門と瑞垣とで防護された、異界の宗教的空間に存在することになる。

俗界の穢れが極限まで侵入しないよう、厳重に二重の壁（最外の「荒垣」を素敵に含めると三重）を設けて御神体の霊力が損なわれないよう最上の防護体制が採とられてい‥申す。ひゃ

【参考】八足門の内側にある社殿群
筑紫社、門神社（東西に１つずつ。計２つ）、御向社、天前社

殊に、東西回廊の内側に面した部分は吹放し（開放）になっており、外部に面した壁には外部の景観が見渡せ、且つ、採光を取り込むための「連子窓（れんじまど/縦長方形の窓）」が据えられる。

連子窓は仏教建築の特徴でもあり、彩色を持たない質素な白木造りに格調ある檜皮葺（ひわだぶき）の姿態から、堂塔が並立していた出雲大社境内の様相を想起させる。

殊に、檜皮葺は薄く削ったヒノキ板を葺き重ねた屋根のことをいい、東西回廊は1667年（寛文7年/江戸前期）に造営されたと伝わる。

2004年（平成16年）7月6日には国の重要文化財指定を受けた。

出雲大社の東西回廊は銅鳥居正面の拝殿の奥、「八足門」の左右に位置する。