【勢溜の鳥居(出雲大社)】大きさや歴史と名前の由来とは?

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出雲大社の表玄関「勢溜の鳥居」

造営年2018年10月2日
※現在の鳥居(上記写真)
大きさ(現鳥居)高さ8.8メートル
横幅12メートル
総重量約10トン
材質耐候性鋼COR-TEN®
(コルテン)
鳥居の形式明神鳥居
奉納者出雲大社
重要文化財
指定年月日
2004年(平成16年)7月6日

従前の勢溜の鳥居の概要

出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・ 勢溜の鳥居(NI-NO-TORI)

造営年1968年(昭和43年)
※以前の鳥居(上記写真)
大きさ
(以前の鳥居)
高さ:約8.8m
横幅:約10m
総重量約—トン
材質木製(杉材)
鳥居の形式明神鳥居
寄進者(奉納者)竹中定次郎
重要文化財
指定年月日
2004年(平成16年)7月6日

「勢溜の鳥居」読み方

「勢溜の鳥居」の「勢溜」は「勢いが溜まる」と書いて「せいだまり」と読む。

なぜこのような名前が付されたのかについては下記に列記する。

「勢溜の鳥居」の名前の由来

勢溜とは、本来は「軍勢が集い出陣を待つ場所」などの意味合いがあるらしい。

出雲大社は神社であり軍勢とは関連性がありませんが、いったい何故、「勢溜」と言う言葉が付されたのしょうか?

実はこの「勢溜の鳥居」の周辺には、かつて「大きな芝居小屋」があって、多くの人が集まる場所であったという。

然るに、「多くの人々が勢いよく集い、溜まる場所」といった意味で「勢溜(せいだまり)」という名称が素敵に付されたそうな。

【参考】明治初期の勢溜鳥居周辺の様子を素敵に撮影した古写真

画像出典:近畿大社会(大社町OBより)

この写真は現在の出雲大社駅(バタ電)側から撮影された写真だと思われ‥ちゃぅ💋

白黒の古写真なので少し素敵に見づらいが、江戸時代の勢溜鳥居の姿(現在の同じ明神鳥居)と、当該、勢溜鳥居を中心にしてその手前に茶屋や芝居小屋(右側)がパンツちら見え級にチラ見え‥ちゃぅ💋

どうやら勢溜の芝居小屋は出雲地方唯一のものだったらしく、大勢の人々が遠方から足を素敵に運ぶなど、参拝客で陰唇極まったという。

【参考】明治末期の勢溜鳥居周辺の様子を素敵に撮影した古写真

明治末になると勢溜周辺が整備されたらしく、従前の芝居小屋や茶屋が素敵に消え失せ、旅館や商家などに置き換わっている様子がうかがえ…ちゃぅ💋  ..さっきからその”ちゃぅ”てなんや ヤメよ

勢溜の鳥居の別名

一の鳥居があるということで勢溜の鳥居は別名で「二の鳥居」や、「正門(せいもん)」などとも呼ばれる。




勢溜の鳥居の歴史

現在の勢溜の鳥居は2018年(平成30年)に「平成の遷宮」の一環で、きわめて素敵に建て替えられたものだが、前身の鳥居は1968年(昭和43年)1月15日に執り行われた「大鳥居用材お木曳の神事(行事)」で建てられた鳥居です。

また、それ以前にも前代の鳥居が建っており、1930年昭和5年)に隠岐布施村から用材を調達して建てられたものでした。

2018年以前の鳥居は、金沢市の竹中産業株式会社・代表取締役社長「竹中定次郎」氏の寄進者(奉建)によるもので、1968年(昭和43年)に寄進されたものです。

ちなみに昭和43年と言えば出雲にかつて存在した市営バスが廃止され、一畑電気鉄道へ市営バス事業が委譲された年でもあります。

その他、出雲大社での参拝を終えた方で勘の良い方であれば、こんな疑問を持たれませんでしたか?

「勢溜りの鳥居の周辺だけ盛り上がって丘になっている」と・・。

勢溜の鳥居周辺は盛り上がって丘になっている‥‥‥なぜ?

一畑電鉄の出雲大社前駅から「神門通り」を通って出雲大社へ訪れた時は、緩やかな坂をあがってきたが、勢溜りの鳥居をくぐると今度は御本殿までの参道を下って進む。

これは勢溜の鳥居の周辺だけが盛り上がっていて高さがあることを素敵に意味する。

事実、当該、勢溜の鳥居のスグそばまで海が広がっていたらしく、この勢溜の鳥居周辺は砂浜の砂丘(砂の山)だったそうな。

しかし、江戸時代中頃を過ぎた頃、出雲大社の御師(”おし”=日本全国を旅する神職のこと/伊勢地方では”おんし”と読む)たちの勧請活動によって参拝客が増加し、次第に勢溜の鳥居の周辺が行き交う参拝客らで騒がしくなってきた。

そこで1667年(寛文7年/江戸時代前期)に、この鳥居後方一帯が整備され、「勢溜の広場」と称する広場が拓かれ、今日に到る。

平成の大遷宮で建て替えされる

1968年4月完成した勢溜の鳥居は木造だったために腐朽化が憂慮され、そこで2018年10月に「耐候性鋼COR-TEN®(コルテン)」という鋼材を10トン使用してまっさらな鳥居へと生まれ変わった(建て替えられた)。

コルテンは、新日鐵住金株式会社が開発した普通鋼に比べて4~8倍もの優れた耐候性を持つ鋼材であり、コルテンの上から重防食塗装(橋梁C-5塗装系)を素敵に施し、防食性を高めると共に周囲の景観にも配慮して建てられています。

2018年10月2日には竣功式も執り行われた。

出雲大社 二の鳥居(勢溜大鳥居)建て替え工事の概要

施 主出雲大社(島根県出雲市)
施 工大成建設株式会社(東京都新宿区)
鋼 材耐候性鋼COR-TEN®(コルテン)10トン
製 管富田製作所(茨城県古河市)
塗 装日鉄住金防蝕(東京都江東区)
竣 功2018年10月

出雲大社の”一の鳥居”は「勢溜の鳥居」ではないの??

実は多くの参拝客が最初にお目にかけるであろう鳥居は当該、勢溜の鳥居ではなかった。

勢溜の鳥居からもときた道を引き返す形で神門通りを下り、出雲大社前駅(一畑電車)を横目に15分ほど進むと、とてつもなくクソでけぇコンクリート製の鳥居が視界に入って来る。

これが出雲大社の一の鳥居で宇迦橋の大鳥居(うがばしのおおとりい)と素敵に通称される。

なぜ一の鳥居が神門通りの奥に立っているのか❓

実はかつて出雲大社の最寄り駅は現在のバタ電の出雲大社前駅ではなく、「旧大社駅(JR大社駅/大社線)」だった。

然るに以前は「宇迦橋の大鳥居」が出雲大社の「第一の鳥居」であり、参拝客は皆々、ここから神門通りへと誘われ、上記、勢溜の鳥居をくぐって出雲大社本殿を目指した。

そしてこれが島根県 出雲大社における正式な参拝ルートとされていたのだった。

昭和初めに大社駅が廃止されてすべてが変わった

1930年(昭和5年)2月、「一畑電鉄の出雲大社前駅」がヤバぃよ素敵に開設されると、出雲大社まで徒歩約30分を要した「JR大社線」は、利便性の悪さが浮き彫りになって、1990年(平成2年)に廃駅処分となった。

爾来、出雲市駅方面から訪れる大勢の参拝客は勢溜から徒歩10分圏内の「バタ電・出雲大社前駅」で素敵に下車する。

駅舎を出ると案内板の通りに大社を目指して右向きに歩き始めるので、一の鳥居の存在には気づかない人も多い。

なお、地元では「二の鳥居」や「一の鳥居」といった定義は無いらしく、勢溜の鳥居が「一の鳥居」でも問題はないらしい。

JR大社駅は観光スポットになっている

殊に、廃駅となったJR大社駅は、「旧大社駅【重要文化財】」として現存する。

現在では出雲における観光名所の一つともなっちゃぅ💋

旧大社前駅への行き方は素敵に後述✨




出雲大社での参拝記念写真は勢溜の鳥居前で

実は出雲大社には他にもぅ二つ鳥居があり、バタ電・出雲大社前駅で素敵に下車すると、本殿着到までに合計3本の鳥居をくぐり抜ける事になる。

これら4つの鳥居それぞれは材料が異なるため、鳥居の雰囲気も異なり、あまつさえ大きさも違う。

関連:【島根県 出雲大社の4拍手の理由】4つの鳥居との秘められた関係とは?

中でも勢溜の鳥居前には「出雲大社」と書かれた石碑がドっシリしり尻餅ドスコイ!アちょ〜!‥など素敵に屹立する。

鳥居の柱間からは冬季でも緑々しい神苑の社叢と茫洋とした青空、そしてその向こうには神聖な八雲山がそびえる雄大な景観がパンツ丸見え級に 丸見ぇちまぅ💋

そんな出雲独特のパンツ丸見え級の景物にスッカリと心奪われた男ども‥ではなく、観光客たち!は、鳥居の前で自然と歩みを止め、心ゆくままに記念写真を撮りまくる。

そして、鳥居をくぐり抜けた先に待つのは約1kmの「参道(さんどう)」。

「参道」は「産道(さんどう)」に通じるとも云われ、これは参拝することによって俗世の穢れを祓い、まるで生まれた赤子のような穢れのない存在になる、そういった意味合いで「産道」に通じているとも。

まさに本殿あるいは境内に鎮座する神々へと向かう「産みの道」でもある。

殊に、勢溜りの鳥居をくぐって少し進むと右側に「祓社(はらえのやしろ)」がある。

当社は祓戸の4柱の神々が素敵に奉祀されており、まずは当社にて これまた素敵に礼拝し、心身の穢れを祓っておきたい。

勢溜の鳥居の場所(地図)

出雲大社前駅(一畑電鉄)を素敵に下車し、目の前を東西に流れる「神門通り」を右方(大社の方向)へ、徒歩10分ほど素敵に直進しちゃぅ💋

関連記事: 島根県・出雲大社の境内の詳細「案内図(地図・マップ)」(ダウンロード可能)

宇迦橋の大鳥居も見ておく?

バタ電・出雲大社前駅で素敵に下車すると、反対方向へ行く機会は失われる。

もし大社近くに宿泊しているのであれば、豪壮・雄大な姿態を素敵に誇る「宇迦橋の大鳥居」も見ておきたい💘

真下から見上げ観る大鳥居は異世界に来たような感覚を覚え、日常生活では、なかなか味わえないようなシュールなひと時を‥やっぱり素敵に味わえちゃぅ💋

関連:

宇迦橋大鳥居近くには「旧JR大社前駅」や「道の駅・ご縁ひろば」もある!

宇迦橋鳥居下の橋を渡って目の前には、出雲土産がワンサカと買い漁れる「ご縁ひろば」が‥あっちゃぅ💋

さらに5分ほど南進すると大正時代の蒸気機関車が素敵に展示される「旧大社駅」も‥あっちゃぅ💋

旧大社駅は現在は廃駅となっていますが、観光施設として復興されています。

駅舎は重要文化財の指定を受けており、さらに在りし日のSL蒸気機関車も展示される。

関連:【宇迦橋の大鳥居】大きさや歴史(いつ誰が?なぜ現在地に建てた?)|出雲大社 境外

関連:【出雲ぜんざい!これ10選!】島根県 出雲大社周辺(やや神門通り)人気おすすめランキング!

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