出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・ 勢溜の鳥居(SEIDAMARI-NO-TORI)

スポンサードリンク

出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・ 勢溜の鳥居(SEIDAMARI-NO-TORI)

出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・ 勢溜の鳥居(NI-NO-TORI)

創建年

  • 1968年(昭和43年)
大きさ

  • 高さ:約8.8m
  • 横幅:約10m
材質

  • 木製(杉材)
鳥居の形式

  • 明神鳥居
寄進者

  • 竹中定次郎

「勢溜の鳥居」読み方

出雲大社の境内には、少し特殊な名前をした社殿などがいくつかあり、その内の1つが、この「勢溜の鳥居」です。

「勢溜の鳥居」の「勢溜」読み方は、「勢いが溜まる」と書いて「せいだまり」と読みます。

「勢溜の鳥居」の名前の由来

勢溜とは、本来は「軍勢が集い出陣を待つ場所」などの意味合いがあります。

出雲大社は神社であり軍勢とは関連性がありませんが、いったい何故、「勢溜」と言う言葉が付されたのしょうか?

実はこの「勢溜の鳥居」の周辺には、かつて「大きな芝居小屋」があって、多くの人が集まる場所であったといいます。

つまり、「多くの人々が勢いよく集い、溜まる場所」といった意味で「勢溜(せいだまり)」という名称になったそうです。

「勢溜の鳥居」の歴史


スポンサードリンク -Sponsored Link-






勢溜の鳥居は、1968年(昭和43年)1月15日に執り行われた「大鳥居用材お木曳の神事(行事)」で建てられた鳥居です。

寄進者(奉建)は、金沢市の竹中産業株式会社・代表取締役社長「竹中定次郎」氏で、同様に1968年(昭和43年)に寄進されています。

ちなみに昭和43年と言えば出雲にかつて存在した市営バスが廃止され、一畑電気鉄道へ市営バス事業が委譲された年でもあります。

その他、出雲大社での参拝を終えた方で勘の良い方であれば、こんな疑問を持たれませんでしたか?

「勢溜りの鳥居の周辺だけ盛り上がって丘になっている」と・・。

これがどう言うことかと言いますと、「一畑電鉄の出雲大社前駅」から「神門通り」を通って出雲大社へ訪れた時は、坂を上ってきたハズです。

しかし、勢溜りの鳥居をくぐると御本殿までの参道を下って進みます。

つまり勢溜りの鳥居の周辺だけが盛り上がって高さがあることに気づきます。

実は古来、この勢溜りの鳥居のスグそこまで海が広がっており、この勢溜りの鳥居は砂浜の砂丘(砂の山)だったそうです。

話は変わって、江戸時代の中頃を過ぎた頃、出雲大社の御師(”おし”=日本全国を旅する神職のこと/伊勢地方では”おんし”と読みます)たちの勧請活動によって参拝客が増加し、序々にこの勢溜りの鳥居の周辺が賑わってきました。

そこで1667年(寛文7年/江戸時代)に、この鳥居のすぐ後ろに「勢溜の広場」と言う広場が拓かれ今日に至っています。

出雲大社の一の鳥居は「勢溜の鳥居」と違う??

「神門通り」を抜けると、まもなく二つ目の大きな鳥居が見えます。(1つ目はもう少し後方の宇迦橋の鳥居)

これが、大社の玄関とも言われている「勢溜の鳥居(せいだまり の とりい)」です。

他にもこの鳥居は、別名「正門(せいもん)」や「二の鳥居」などとも呼ばれます。

実は「旧大社駅(JR大社駅/大社線)」があった頃は「宇迦橋の大鳥居(うがばしのおおとりい)」が出雲大社の「1つ目の鳥居」であり、ここからの参拝が出雲大社における正式な参拝でした。

しかし現在では、「一畑電鉄の出雲大社前駅」が、1930年(昭和5年)2月に開設されたのを機に、「JR大社線」が廃止され、それに伴い「JR大社駅」も廃駅処分となりました。

したがって現在では、出雲大社における「2つ目の鳥居」である勢溜の鳥居から参拝される方が、ほとんどなので、勢溜の鳥居が出雲大社の「1つ目の鳥居」と間違われる方もおられます。

ただし、正式には「二の鳥居」や「一の鳥居」と言った定まった呼称はなく、勢溜の鳥居が「一の鳥居」でも間違いではありません。

また、廃駅となったJR大社駅は、「旧・JR大社駅【重要文化財】」として、現在も残っており、出雲の観光スポットとなっております。

出雲大社で参拝を終えた後は、ぜひ、立ち寄ってみてください。

旧・大社前駅への行き方は下記、最下↓にてご案内しております。

出雲大社の参拝記念写真は、まずはこの「勢溜の鳥居」で。

出雲大社には4つの鳥居が存在します。

4つの鳥居それぞれ材料が異なり雰囲気も大きさも違いますが、勢溜りの鳥居は写真を撮る人には最も人気があるようです。

それは鳥居の横に「出雲大社」と書かれた石碑が立ち、堂々とした鳥居の後ろには緑色の松林と青空があって、さらにその向こうには神聖な八雲山がそびえ立っています。

ここから先は、より深い神域になるということが一目で判る構図だからかもしれません。

この鳥居をくぐれば「参道(さんどう)」です。

また参拝することによって俗世の穢れを祓い、まるで生まれた赤子のような穢れのない存在になる、そういった意味合いで「産道(さんどう)」に通じているともいいます。

御本殿にいらっしゃる神様へと向かう「産みの道」です。

全ての罪や穢れを祓い清め、汚れていない無垢な胎児に立ち戻り、清々とした心持ちで御本殿に向かってください。

尚、勢溜りの鳥居をくぐって少し進むと右側に「祓社(はらえのやしろ)」がありますので、拝殿へ行く前に、ここで祈りを捧げると良いと思います。

祓戸の4柱の神々が、罪や穢れをしっかり祓って下さいます。

尚、祓社に関しては当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

出雲大社・勢溜の鳥居の場所

大社前駅(一畑電鉄)を下車して、前を通る「神門通り」を大社の方向へ、徒歩10分ほど直進します。

終わりに・・

出雲大社の参拝後は是非!「旧・JR大社駅」へ

出雲大社で参拝を終えた後、まずは勢溜を目指します。

その後、「神門通り」を散策しながら、前方に見えている巨大な「宇迦橋の大鳥居」に向かって30分から40分ほど徒歩で直進します。

宇迦橋の大鳥居を真下から観るなどジックリと見学して、そのままさらに直進すれば左手に「旧・大社駅」見えてきます。

旧大社駅は現在は廃駅となっていますが、観光施設として復興されています。

駅舎は重要文化財の指定を受けており、さらにSL蒸気機関車も展示されています。

是非!出雲大社の参拝後は足を運んでみてください。

尚、旧大社駅と宇迦橋の大鳥居に関しては当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・宇迦橋の大鳥居(ICHI-NO-TORI)

旧・大社駅(駅舎)【重要文化財】【近代化産業遺産】

スポンサードリンク -Sponsored Link-

    

当サイトの内容には一部、専門性のある掲載があり、これらは信頼できる情報源を複数参照し確かな情報を掲載しているつもりです。万が一、内容に誤りがございましたらお問い合わせにて承っております。また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。

関連コンテンツ