出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・北島国造館(KITAJIMA-KOKUSOUKAN)

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出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・北島国造館(KITAJIMA-KOKUSOUKAN)

出雲大社(IZUMO-OYASHIRO)・北島国造館(KITAJIMA-KOKUSOUKAN)

「北島国造館」の読み方 

出雲大社の境内は、少し特殊な変わった読み方をするお社や鳥居があります。

ちなみに、北島国造館は「きたじまくにつくりかん」ではなく、北島国造館「きたじまこくそうかん」と読みます。

出雲大社・北島国造館の歴史・由来・造った人

出雲国造の北島氏の先祖は、出雲氏で、天照大御神の第二子「天穂日命(あめのほひのみこと)」を祖とし、現在は「出雲教」を司っています。

「出雲教」は、1882年に第76代出雲国造「北島脩孝(きたじま ながのり)」が、内務省の承認を経て創設した神道教団です。

現国造は、第80代「北島建孝(きたじま たけのり)」国造です。

尚、北島国造館の正門(四脚門)は出雲大社最古の建造物で島根県の指定文化財です。

北島国造家・四脚門に関しては当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

北島国造館は、出雲大社の東側にあって「出雲教」の施設です。

出雲大社を出て「真名井通り」の左手にあり、祈祷や結婚式などもできる施設になっています。

門には大きな注連縄があって、ちょっと入りにくそうですが出入りは自由とのことです。

中に入ると大きな庭があって、建物の左側には、綺麗な庭園と「竜寅の池」と呼ばれる池があります。

「北島国造館」の見どころ


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心字池

さらに、「心字池」と呼ばれる池もあって、たくさんの鯉や亀がいます。

亀の尾の滝

その池の奥には「亀の尾の滝」と呼ばれる滝もあります。

北島国造館・日本庭園

天神社

滝の前には、医療・酒造の神であり、大国主神の恩人である「少名毘古那神(すくなひこなのかみ)」が祀られた小さな祠「天神社」と「天満宮」があります。

少名毘古那は大国主大神の国造りの際に、医療を担当して国造り(国=葦原中つ国=現在の日本)を助けた神様です。

疲れた大国主大神の身体や人々の身体を癒した神様ですが、最終的に葦原中つ国を去り「常世の国」へ向かうことになります。

また神后天皇がご寵愛したお酒が少名毘古那が醸造したものであったことから後世では酒造りの神様としても有名です。実際にビール工場や醸造工場、酒造会社では少名毘古那を敷地に勧請して祭祀しているようです。

天満宮

天満宮は菅原道真(すがわらのみちざね)が祭神として祀られている社です。

菅原道真が出雲大社で祀られているとは、当サイトの別ページ(出雲大社の「牛」と「馬」の関係)でもご紹介しましたが、北島国造家の祖先が菅原道真だということにも起因します。

菅原道真公と言えば平安時代の学問の神様です。

学問で右大臣まで昇りつめましたが、出世を快く思わない藤原氏によって九州の地に左遷されて903年(延喜3年)に他界します。

後の藤原氏が権勢を振るう時代の都では雷雨が降り注ぎ、川は荒れ果てて疫病が起こり、道真の祟り(たたり)と噂されるようになります。

一説ではこれがキッカケとなり藤原氏が道真公を鎮めるために、日本全国に祀った神社が天満宮と伝えられています。

そして道真公を祀る神社の代表格が「九州・太宰府天満宮」です。

また、太宰府天満宮から約40年経て道真公の御霊を勧請して創建されたのが「京都・北野天満宮」です。

北野天満宮では「天満大自在天神」という神名を付され、より盛大に祭祀されることになります。

天穂日命社

上記の2社の他にも境内にはまだ以下↓のような3つの社殿があります。

そのうちの1つが「天穂日命社」になります。

読み方は「あめのほひのみことしゃ」と読み、名前に由来は御祭神に「天穂日命」を祭祀していることに由来します。

天穂日命は大国主大神と関係の深い因幡国の豪族「因幡氏」の氏神と伝えられています。

そしてこの因幡氏の一族に大国主大神の嫁ハンである「八上比売 (やがみひめ)」がいます。

つまり大国主大神とは非常に関係性の深い神社になります。

また、因幡の兎が渡った土地でもあります。

荒神社

荒神社は「こうじんしゃ」と読みます。御祭神は「三宝荒神(さんぽうこうじん)」になります。

三宝荒神は台所の神様として有名ですが、実はこの神様、なんと!仏教を代表する神様でもあります。

神仏習合が分離された現代において神仏習合の名残が残るのはこの神様が代表例となります。

役小角(えんのおづぬ)が修験道の守護神として崇めてさらに荒神信仰が広まっています。

尚、荒神さんが鎮座されるのは「兵庫県宝塚市・清荒神清澄寺」になります。ご興味がある方は是非!訪れてみてください。

ちなみに「三宝」とは仏教の「仏・法(仏法)・僧(僧侶)」を表し、これらは仏教における3つの宝物であり、この三宝を守護するのが荒神さん(三宝荒神)です。

荒神さんは特に「霊験あらたか」と伝えられていますが、その反面、粗末に扱うと天罰も物凄いと云われております。

これは荒神さんの荒々しい性格による作用だとも云われております。

稲荷社

稲荷社の御祭神は「宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)」です。

宇迦之御霊神と言えば、ご存知の方も多いと思われますが、神宮(伊勢)の外宮に鎮座される「豊受大御神(とようけおおみかみ)」と御同体の神様でもあります。

そして宇迦之御霊神と言えば「お稲荷さん」で有名な、京都・伏見稲荷大社に鎮座される「稲荷大神(いなりのおおかみ/いなりたいしん)」のことをも指します。

稲荷大神は狐(きつね)を神使として従える食物神であり五穀豊穣を司る神様です。

稲荷大神(稲荷大明神)を崇敬する信仰・「稲荷信仰」は、日本全般的にみても、もっとも一般庶民層に根ざした神様(信仰)だと言えます。

 

以上、北島国造館の見どころを列挙してみましたが、北島国造館の境内は出雲大社の境内の賑やかさとはかけ離れ、人混みが少ない穏やかな場所です。

まさに出雲大社の穴場スポットと言うことができ、参拝途中の小休憩にはピッタリです。

是非!お気軽に参拝してみてください。

ちなみに、ここ「北島国造館」でも神前結婚式を挙げることができます。(要予約)

北島国造館の神前結婚式の費用

  • 神前にての挙式のみ:約35000円
    (衣装持ち込みの場合、別途2500円ほど必要)

※詳細は、下記↓に「北島国造館」お問い合わせ先を掲載していますので、ソチラをご覧ください。

北島国造館の御朱印の種類・値段・購入場所

実は、この「北島国造館」には2種類の御朱印があります。

1つ目「北島国造館」の押印がされた御朱印

2つ目・「北島国造館」の押印がされた御朱印

御朱印の料金(初穂料)

  • 300円

 

2つ目「天神社」の押印がされた御朱印

「天神社」の押印がされた御朱印

御朱印の料金(初穂料)

  • 300円

※少し上の「出雲教」の御朱印と似ていますが、押印の形が違うことが分かります。

その他、北島国造館では「お守り」の授与、御朱印帳の販売(要問い合わせ)もしています。

北島国造館の人気のお守り

ハート型・絵馬

北島国造館の絵馬は「縁結び」を象徴するハート型です。

矢が刺さったおみくじ

恋のキューピッドが持つ弓矢をイメージしたものでしょうか?北島国造館のおみくじには矢が刺さっています。

  • おみくじ1回:100円

出雲大社・北島国造館の場所とアクセス(行き方)

出雲大社・北島国造館は、本殿から向かって境内東側の脇にあります。(出雲大社の外に出る形になります)
詳しくは「東十九社」の手前に位置する北島国造家四脚門をくぐり抜けた先に位置します。

北島国造館の場所

出雲大社・北島国造館のお問い合わせ先(住所・電話番号・営業時間・URL)

※ご祈祷・神前結婚式のお問い合わせ先もコチラです。

  • 住所:島根県出雲市大社町杵築東194北島国造館
  • 電話番号:0853-53-2525
  • 営業時間:午前9時から16時まで
  • URL:http://www.izumokyou.or.jp/
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